とある日のミットラス03 ページ30
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ファ「迷子か？」
子「ちゃうよ？」
リ「ならもう俺達に関わるなよ。」
ファ「その前に、お前金に換えられるモノ持ってねぇか？さっきお前が食べたパン代を俺が払ってるんだ。」
リ「おいファーラン。こんなガキからカツアゲか？」
ファ「カツアゲじゃないだろ？立て替えた分を返してもらうんだよ。」
子「おやつしかもってないわ。あ、いいのあった！これあげる！」
ファ「分かってるじゃないか。」
出したファーランの手に、さっきの川魚(生)が置かれた。
固まるファーラン。
リ「フッ‥‥良かったな。ファーラン。」
子「おにいちゃんにはムシイモあげるわ。」
リ(蒸し芋？)
そう言ってリヴァイの手に握らされたのは蒸したイモムシだった。
‥‥‥っっっ！！！！！
リ ファ「うわぁぁぁっ！」
リ「この、クソガキ！」
ファ「！？もういない！」
リ「なんて逃げ足の速いガキなんだ！」ゴシゴシゴシゴシ
ファ「リヴァイ！俺の服で手を拭くなよ！」
クソッせっかくの地上なのに、あんなガキになに振り回されてんだ！
それからはそのガキと会うことなく、程よくモノを盗りながら市場を満喫していた。
‥‥‥
ある男が前を歩いている婦人にワザとぶつかった。
婦人「きゃあ！」ドサッ
倒れた婦人からバックを奪い、走り去る。
婦人「ああっ！バックが！誰か！」
「大丈夫かい！？おい！ひったくりだ！誰か憲兵を呼んでくれ！あの男だ！」
周りが騒つき、バックを奪われた婦人は心配する人達を他所に必死に男を追いかけた。
婦人「待って！その中に大切な物が入ってるの！」
ファ「ん？騒がしいな。あれ、あいつ。地下街のヤツだ。」
リ「チッ騒ぎを起こしやがって！ここは地下街じゃねぇのに。」
ファ「おいおい。こっちに走ってくるぜ？」
リ「放っておけ。関わるな。」
走ってくる男の前に、不意にあの子供が現れた。
リ「あのガキ！」
その子はヒョイと走る男の足を引っ掛けた。
男「うわ！」
男は派手に前にすっ転んで、持っていたバックもぶっ飛んだ。
バサッ
リヴァイの胸にバックが飛び込んだ。
‥‥なっ！？
憲兵「おい！貴様ら！そこを動くな！」
憲兵「やはり仲間がいやがったか！」
おいおいおいおい！
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うさ(プロフ) - しおんさん» しおんさん。ドロドロの愛憎劇ではないですけど、面白く読んで頂けて良かったです！リクエストありがとうございました(*´∀｀*) (2018年8月21日 19時) (
レス) id: 9cfea4285a (このIDを非表示/違反報告)
しおん - うささん» リクエストに答えていただきありがとうございます！面白かったです！ (2018年8月21日 14時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
しおん - うささん» ごめんなさい、ならちゃんと見れます！ (2018年8月4日 8時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - え？ほんとですか？今最新は「一番強い者逸話集01」です。手直ししたりしてるからそれが更新として認識されてるのかな？ (2018年8月3日 22時) (レス) id: f6736a8082 (このIDを非表示/違反報告)
しおん - 更新されているのは分かるんですが新しいお話が見れないんですけど、これって大丈夫ですか？ (2018年8月3日 21時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさ | 作成日時：2018年4月5日 22時
