兵長と甘いキス。（一緒にベッド編）7 ページ7
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肌触りのよい掛け布団を、兵長がお互いの肩までかけてくれた。
これくらいくっついてもいいよね…
上向きに寝ている兵長に寄り添うようにして横向きになる。
触れそうで触れない距離
だけど、布団の中ですぐ近くに感じる兵長の体温
その温もりがすごく心地よくて…そして、すごく安心する
「…あ、あの、兵長…。わがまま聞いてくれて、ありがとうございます」
「…あぁ？今更なんだ？…いいから、さっさと寝ろよ。手ぇ出したりしねぇから安心しろ」
「……はい」←ｼｭﾝ…
シンとした部屋の中。
窓の外でまだ降り続いている雨音が聞こえる。
ドクンドクンドクン…と高鳴る私の心臓の音の方が、雨音よりも大きいような気がして…
それが兵長に聞こえてしまいそうで、ちょっと恥ずかしい。
…兵長は、平気なのかな…？
すぐ目の前には、静かに目を閉じている兵長。
やっぱりいつもと変わらず冷静な様子で……ちょっと淋しかったりして。
その綺麗な横顔をじっと見つめる…。
サラサラの黒髪、長い睫毛、整った顔立ち…
ドクンドクンドクン…
…ヤバい
全然寝れそうな気がしないわ、コレ
相変わらず激しく打ちつけてくる雨に、ガタガタと窓ガラスが音を立てる。
その音は、抑えることのできない私の中の不安を掻き立ててゆく。
もっと兵長とくっついていたい…
意を決してさらに兵長に近づくと、思い切って兵長の首に腕を回した。
「…あ、あの、こうしててもいいですか…？」
ﾄﾞｷﾄﾞｷしながらも、そう聞いてみる。
「…………」
え？あれ…？
無言なんですけど
まさかの無視…！？
いや、無言は了承という意味で←
触れた場所から布越しに伝わってくる兵長の体温。
兵長…、すごくいい匂いがする…
サラサラの黒髪が、少しだけ私の頬に触れている
回した腕の下にある胸の辺りはやっぱりがっしりしていて、ものすごく固い
鍛えられてるって感じ
腹筋もすごいけど、肩とか腕の筋肉もすごいもんね
毎日トレーニングしてるんだろうな
すごく温かくて気持ちいいよ…
それに、すごく安心する
ずっとこうしてたい…
少しだけ腕に力を込めて、さらにギュッと抱きついた。
これなら、安心して眠れる気がする…
兵長の耳元に唇を寄せ、そっと目を閉じる。
「…おやすみなさい、兵長…」
「……………無理だ」
兵長がそう小さく呟いたかと思うと、突然勢いよくガバッと起き上がった。
「…え？」
・・・続く
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ああ - 続きが気になります！！エレンのことを少し好きになれました。 (9月9日 23時) (
レス) @page45 id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃん - 続きがめっちゃ気になります…！ (2022年2月7日 1時) (レス) id: 5bd8004cc5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 犬さん» コメントありがとうございます！更新お待たせしてしまいすみません。楽しみにしていただいて嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年11月26日 0時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
犬 - 続きが楽しみです！！！！！！ (2019年11月22日 22時) (レス) id: e65c8878df (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - あいす さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて、すごく嬉しいです(*´∀｀*)いよいよ仲直りなので、続きも頑張りたいと思います！ (2019年10月9日 16時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
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