メリークリスマス＆リヴァイ兵長お誕生日おめでとうございます！6 ページ19
・
私を包み込むリヴァイの身体は、とても熱くて、いつもみたいに強引で、でも優しくて…
重なり合う体温の中で、幸せを実感する。
リヴァイの厚い胸板にそっと頬を寄せる。
まだ少し熱を持っているお互いの肌…。
すごく心地いい。
顔を上げると、少しだけ乱れた黒髪からのぞく瞳と視線を合わせた。
「リヴァイ、…お誕生日おめでとう」
私の言葉に、予想通りキョトンとしているリヴァイ。
「0時まわったでしょ？」
「……ああ。そう言えばそうか…」
「また忘れてたの？クリスマスがお誕生日って素敵だよね」
「…別にいいことなんてねぇぞ」
「私はこうしてリヴァイにおめでとうが言えて、それだけで幸せだよ。また来年も、その次のお誕生日も、こうしてリヴァイにおめでとうって言いたい」
「………A…」
リヴァイが伸ばした指先が、私の頬にそっと触れた。
私を見つめるその瞳が少しだけ切なそうに見えて、思わずドキリとする。
「…そうだな。そうしてくれ…」
「……リヴァイ…」
至近距離で視線が絡み合う。
なんだか何も言えなくて…
その沈黙を押し隠すようにして、ゆっくりと唇を重ねた。
甘いキスは、私の中の不安を掻き消してくれる…。
「…そう言えば、また今年も俺の誕生日プレゼントになる約束だったな」
唇を離すと、リヴァイがそう言って口の端に小さな笑みを浮かべた。
「…え？」
「というわけで、美味しく頂くとするか」
「は？今頂いたばかりな気がしますが！？」←
「さっきのは俺からのクリスマスプレゼントだろ。今度はお前からの誕生日プレゼントだ」
「もうっ…意味がわからない」
「いいから大人しく喰われとけ」
そう言って、結局強引にベッドに押し倒される。
「リヴァイ、大好きだよ…」
「…わかってる。俺も愛してる、A…」
ゆっくりと重なる唇…。
本当に大好き…
甘いキスをいつもありがとう
また来年もお祝いさせてね！
・・・・・・
はい、というわけで去年と同じく最後は結局バカップルでしたね(笑)
幸せなのでいいのです！←
大好きなリヴァイ班やハンジさんとも絡みたくて長くなってしまいましたが、少しでも読者の皆様に楽しんで頂けたなら嬉しく思います(*´∀｀)
2016.12.25 Happybirthday！リヴァイ兵長！
◆イラスト掲載◆→←メリークリスマス＆リヴァイ兵長お誕生日おめでとうございます！5
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 836人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ああ - 続きが気になります！！エレンのことを少し好きになれました。 (9月9日 23時) (
レス) @page45 id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃん - 続きがめっちゃ気になります…！ (2022年2月7日 1時) (レス) id: 5bd8004cc5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 犬さん» コメントありがとうございます！更新お待たせしてしまいすみません。楽しみにしていただいて嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年11月26日 0時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
犬 - 続きが楽しみです！！！！！！ (2019年11月22日 22時) (レス) id: e65c8878df (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - あいす さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて、すごく嬉しいです(*´∀｀*)いよいよ仲直りなので、続きも頑張りたいと思います！ (2019年10月9日 16時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
