兵長と甘いキス。（涙目口喧嘩・嫉妬兵長）2 ページ12
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夕食後…
お風呂から上がり廊下に出たところで、ふぅ…と小さく息を吐いた。
とりあえず、あの後ペトラに味を調整してもらい、なんとかまともな味になりはした、が……
スープもまともに作れないってどういうこと？
確かに前から料理は苦手だったけど…
地下街にいるときは味とかどうとか言ってられなかったし、とにかく食べれるだけでありがたかったし、地上に出てからは寮で食べるから料理する必要なかったし…
けど、やっぱり上手いに越したことはないよね
限界はあるとしても…
一人思案していると、ふいに誰かの話声が聞こえた。
台所の方…？
少しだけ開いている台所のドアへと近づく。
のぞいてみると、そこにはリヴァイとペトラの後ろ姿があった。
ぺトラが紅茶を淹れる用意をしているようだ。
「兵長ったら、言ってくれれば私が紅茶くらい淹れますよ」
「…そうか。まぁ、お前が淹れる紅茶は悪くねぇからな。助かる」
「準備ができたら部屋に持っていきますから」
「ああ、わかった。…じゃあ、頼んだぞ」
二人が交わす自然な会話
自然な空気
それに思わずドキリとする。
…あれ？なんかすごくお似合いのカップルのような…―――
ええええええぇぇぇ！？
慌てて口元を手で塞ぐ。
リヴァイがぺトラのことを信頼しているのは知っている
そう、…誰よりも知っている
それは、大事な部下として……と、思いたい
そりゃ、嫁ぐことを全く意識してないわけじゃない
そうなると、やっぱり女子力不足…！？
だって、絶対ぺトラの方がいいお嫁さんになるもん！！
ま、負けている…確実に
どどどど、どうしよう！！どうにもできないけど…←
おお！リヴァイがこっちに来る…！？
慌てて通りかかった振りをする私。
台所から出てきた私に気づいて視線を向ける。
「…Aか。風呂上がりか？」
「…え？う、うん。…リヴァイはまだ仕事…残ってるの？」
「ああ。少しな…」
「……えと、よかったら紅茶でも持って行こうか？」
さりげなく、そう言ってみる。
って、わざとらしいか？
対抗心、出し過ぎか？←
「いや、今ペトラに頼んだところだ。…それに、お前の淹れる紅茶は不味い」
ままままま、不味い…！？
不味い不味い不味い不味い不味い不味い……←リヴァイの声でエンドレスリピート
・・・続く
兵長と甘いキス。（涙目口喧嘩・嫉妬兵長）3→←兵長と甘いキス。（涙目口喧嘩・嫉妬兵長）1 ＊ユカリ様・アリス様リクエスト＊
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ああ - 続きが気になります！！エレンのことを少し好きになれました。 (9月9日 23時) (
レス) @page45 id: d425432768 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃん - 続きがめっちゃ気になります…！ (2022年2月7日 1時) (レス) id: 5bd8004cc5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 犬さん» コメントありがとうございます！更新お待たせしてしまいすみません。楽しみにしていただいて嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年11月26日 0時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
犬 - 続きが楽しみです！！！！！！ (2019年11月22日 22時) (レス) id: e65c8878df (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - あいす さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて、すごく嬉しいです(*´∀｀*)いよいよ仲直りなので、続きも頑張りたいと思います！ (2019年10月9日 16時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
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