story＊73 本当の気持ち ページ31
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こうして、自分の答えを待ってくれているのかと思うと素直に嬉しい
そして、心から愛おしいと思う
私は、その優しさにずっと甘えている…
愛想つかされたっておかしくないのに
「……ごめん…」
そう言った私に、顔をしかめるリヴァイ。
「…何だ突然。礼の次は謝罪か…？その次は何だ」
「…もう少しだけ……もう少しだけ待って。次の壁外調査から帰ってきたら…そしたらちゃんと答える。だから……」
もう、逃げるのはやめよう
いつだって貴方は、正面から私に向き合ってくれる
弱い私も、脆い私も、馬鹿な私も、全部知ってるのに
それでも貴方は、いつも手を差し伸べてくれる
だから…
「…本当だろうな？」
「……うん。…約束する。」
頷く私を見つめる、リヴァイの真っ直ぐで強い眼差し。
切ない気持ちでいっぱいになる。
感情が溢れ出しそうになる。
腕を伸ばすと、私はリヴァイの首の後ろに指を絡め引き寄せた。
「…抱いて、リヴァイ。抱いて欲しい…」
「っ…」
すると、驚いたように少しだけ目を見開くリヴァイ。
そして何故かそのまま大きな溜め息を吐く。
「…なんで溜め息？」
「…つくづく達の悪い女だと思ってな…」
「…え？何、それ？」
「わかんねぇのか、馬鹿が…」
「どうせ私はバ…――――」
言いかけた言葉を遮るように塞がれる唇。
そのまま互いの舌を追いかけ、深く絡み合う。
もう止めるものは何もない。
露わになった肌の上をリヴァイの舌が辿ってゆく。
「んっ…」
与えられる刺激に、私の口から洩れる甘い吐息。
快楽に酔いしれながら、私の身体は甘い蜜で満たさる。
着ていたラフな黒いTシャツを脱ぎ捨て、リヴァイの綺麗な筋肉のついた上半身が露わになる。
重なり合う肌と肌…。
伝わってくる温もりが、感触が、心も身体も熱くする。
貴方の腕に抱かれながら、貴方の全てを感じながら、私はこんなにも…幸せになれる
やっぱり、貴方のことが好き
どれだけ誤魔化そうとしたって、誤魔化せない
逃げられない
だって、こんなにも、貴方のことを愛してる…―――
「…リヴァイ……もっ…と…――ッ」
絡めた指先を手繰り寄せ、求めるように身体の奥深くまで貴方を招き入れる。
もっと、私に刻みつけて…―――
この温もりを、いつ失ってもいいように
貴方の全てを、忘れないように
その瞬間が、どうか、『怖くない』ように……
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ああ - 続きがめっちゃ気になります！ (9月12日 17時) (
レス) id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新待ってるよ〜 (9月12日 17時) (レス) @page39 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - いつまで待ってるよさん» コメントありがとうございます！更新待ってくださってるということでしょうか。ありがとうございます（泣）。続きもう少しで更新できそうです。頑張ります！ (2021年4月19日 23時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
いつまで待ってるよ - みゃー (2021年4月13日 16時) (レス) id: 96589efb3e (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ミカサさん» コメントありがとうございます！更新お待たせしてすみません！待っていただきありがとうございます！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
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