story＊64 リヴァイside―苛立ち ページ21
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なんか釈然としねぇ……
いつも以上に眉間に皺が寄っている自覚はある
が、どうしようもない
書類に走らせていたペンを止めると、苛立ちを誤魔化すかのように何度目かの溜め息をつく。
どうにもAに避けられているような気がして仕方ねぇ…
とにかくあまり目を合わせようとしない
態度も素っ気ない
立体機動の訓練の時もそうだ
どうにも距離を置かれている気がする
気のせいか？
自意識過剰なのか…？
俺の思い過ごしか…？
イライラしながらそんなことを考えていると、部屋のドアがノックされる音が耳に届いた。
もしかして、A…？
確かアイツに頼んでいた報告書があったはずだが…
「お邪魔するよ、リヴァイ〜！」
そんな期待は早くも崩れ去り、返事を待たずして開け放たれたドアから入って来た人物を思いきり睨みつける。
「…誰が入っていいと言った？」
「いつにも増して不機嫌だね〜！眉間に皺寄り過ぎ。Aじゃなくてガッカリした？」
見透かされたような言葉に思い切り舌打ちする。
「……何の用だ」
「はい、報告書！」
ハンジから差し出された書類を見て、さらに眉間に皺が寄った。
「あぁ？…これはAに頼んだものだが…――」
「Aに渡しておいてくれって頼まれたんだよ」
「自分で持ってくればいいだろ」
「ごもっともだと思うけどね…」
そう言うとハンジはニヤリと意味深な笑みを浮かべた。
「顔合わせづらいんじゃないの…？誰かさんが愛の告白したから」
「ッ……Aのヤツが話したのか？」
ハンジからの思いがけない言葉に、やや戸惑いながらも平静を装う。
「う〜ん、最終的にはそういうことになるのかな。というか、二人見てたら聞かなくてもわかるしね。…返事はまだみたいだね？」
「うるせぇ。黙れ。殺されたくなかったらとっとと失せろ」
「ひどいな。…まぁAはAなりにいろいろ悩んでるみたいだよ。だからといって避けても仕方ないよ、とは言ったんだけどね」
やはり避けられてたのか…
腑に落ちると同時に、さらに募る苛立ち。
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ああ - 続きがめっちゃ気になります！ (9月12日 17時) (
レス) id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新待ってるよ〜 (9月12日 17時) (レス) @page39 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - いつまで待ってるよさん» コメントありがとうございます！更新待ってくださってるということでしょうか。ありがとうございます（泣）。続きもう少しで更新できそうです。頑張ります！ (2021年4月19日 23時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
いつまで待ってるよ - みゃー (2021年4月13日 16時) (レス) id: 96589efb3e (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ミカサさん» コメントありがとうございます！更新お待たせしてすみません！待っていただきありがとうございます！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: d224b33113 (このIDを非表示/違反報告)
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