決戦前3 ―心配事 ページ6
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リヴァイの部屋から馬小屋に向かったAは、自分の愛馬を連れ、古城の前までやってきた。
ペトラの他、エルド達3人も準備を終え、言葉を交わしている姿が目に留まる。
エレンはもう少し時間かかりそうだったな…
先程、馬小屋でエレンに会ったが、まだ馬の準備に少し手間取っている様子だった。
手伝おうかと申し出たが、「大丈夫です！先に行ってて下さい。すぐに行きますから！」と元気に言われた。
自分の力でやりたいのだろう…
エレンの性格からしてそうなのだろう、とAは察した。
エレンにとっては初めての壁外だ。
その表情からは、緊張も見てとれた。
仕方のないことだと思う。
この一ヶ月、立体機動、対人格闘術、乗馬、座学……壁外で必要なことをリヴァイ班の監視下の元、身体に叩きこんできた。
だが、…肝心の巨人化実験は、結局成功をみることはないまま今日の壁外調査を迎えた。
ハンジはしつこく実験の追加を要求していたが、エレンの身体への負担を考慮すると、回数も限られる。
結局、3回行われた実験の中で、巨人化の断片を見たのは最初のあの一回だけ……
いざという時に、エレンはちゃんと巨人化できるのだろうか…？
Aは内心、不安に思っていた。
といっても、そういう事態が起こらないことが一番なのだが……
Aの姿に気づき、ペトラが声をかけた。
「A、エレンは？」
「もう少ししたら来ると思うよ」
「あのクソガキ、なにタラタラやってんだ？俺が躾しなおさねぇとダメだな」
オルオが口の端に笑みを浮かべながらそう言った。
本人的にはカッコいいと思っているのだろうが……
「気持ち悪いからそのしゃべり方やめて！躾が必要なのは、あんたの方でしょ！？」
ペトラがオルオの耳を思い切りつまみ、引っ張り上げる。
「いてててててっ！？」
「おいおい、これから壁外って時に痴話げんかはやめろよ」
エルドがそう言うと、ペトラが顔を赤くし、
「はぁ！？誰が痴話げんか！？」
「喧嘩するほど仲がいいって言うもんな」
グンタもエルドの言葉に乗るようにしてそう言うと、
「はぁ！？これのどこが喧嘩なんだ！？一方的に俺が痛めつけられてるだろうが！？」
「ッ…うるさいっ！！」
さらにペトラの肘鉄がオルオに直撃する。
「……確かに一方的」←
「「…確かにな」」
そんな二人の様子を見ながら、エルドとグンタが苦笑する。
Aも思わず笑った。
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まやや - 本編は女型の巨人でしたよね(名前かっこいい)オルオのボケシーンほんと面白くて和みます！ (2020年10月24日 14時) (
レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
まやや - これ決戦は相手と意思通じできる前提なのですか？ (2020年10月24日 14時) (レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - レムさん» レムさん！コメントありがとうございます！レス遅くなってしまいすみません(>_<)最近通知の調子がおかしくて（泣）応援本当に嬉しいです！これからも更新全力で頑張ります！！（≧▽≦） (2017年4月22日 16時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
レム - いつも読ませてもらってます^ ^これからも応援してます！頑張ってください (2017年4月19日 0時) (レス) id: 070402a881 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - みーみーさん» プンプン丸…可愛いな(*´ω｀*)兵長のシーン、ちょっと長かったね(*´∀｀)この辺りの流れ、すごく好きなんだ！続きも頑張る〜！！ 次はもうリヴァイ班のシーンに移る予定だよ((((；ﾟДﾟ))) (2016年12月4日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
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