人類最強との出会い4 ―敵意 ページ5
・
「おい！逃げたぞ！！」
ドアから出たところで、気づくと目の前にもう一人男が立っていた。
見張りもいたのか……
しかも体格がいい。
自分の3倍くらいはありそうだ。
瞬間、腕を掴まれたかと思うと、思い切り拳で腹を殴られた。
手にしていたナイフが地面に落ちる。
「…う…っ！！」
体が痛くてうまく動けない。
気が付けばまたさっきの男に捕まっていた。
上に跨って身体を押さえつけられる。
「…どけ…ッ！！気持ちが悪い！！」
私がなんとか男を突き飛ばそうと暴れていると、他の男たちが腕を押さえつけてきた。
「ふざけるなよ！金だけ奪うつもりだったのか！？」
男が私の頬を思い切り平手打ちした。
敵意をむき出しにして睨みつける。
「私は金の為に身体を売ったことはない。そんなことするくらいなら死んでやる！！」
「…そうかよ。じゃあ金の稼ぎ方、俺らが教えてやるからさぁ。だが、金は全部終わってからだ」
男はそう言いながら、私のポケットの中からさっき奪った金を取り上げた。
―ああ、ネオの言うとおり家から出るんじゃなかった……
今更ながらに後悔する。
「大人しくしてろよ…」
男の手が再び私の顎を掴んだ。
私はギュッと目を瞑った。
・
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まやや - あとプロローグ上手いですね、書くの (2020年10月24日 23時) (
レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
まやや - 主人公強い。礼儀正しくもなって成長した。リヴァイからしたらお前以外の女はおれの女にはなれない、無二一つって感じなんやろな。素敵。愛されたくなったわ (2020年10月24日 23時) (レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 文章力すごいな。。え、シオンなんていましたっけ？笑 (2020年10月23日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ちはっぴーさん» いえいえ、教えて頂いてすごく嬉しかったですヽ(；▽；)ノいや〜本当につい最近まで気付かず…というか疑問にも思わず（汗）part8で気づいたので、8からこっそり修正されてます^^;他の作品も少しづつ修正しますね！応援嬉しいです！すごく励みになります！（≧▽≦） (2017年7月31日 22時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
ちはっぴー(プロフ) - あぁぁお忙しい中返信わざわざ有難うございます(；＿；)そして気づいてたのに指摘なんてしてしまって申し訳ございません(；＿；)これからも頑張ってください！最近毎日の楽しみがこの小説を読むことなんです！応援してます！ (2017年7月31日 16時) (レス) id: 332e33c9db (このIDを非表示/違反報告)
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