訓練兵団7 ―リヴァイside1 ページ39
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リヴァイside1
その日は日差しが強く、暑苦しい日だった。
クソメガネがAの様子を見て来いとうるさい為、仕方なく訓練兵団の訓練所に向かっていた。
今日で一週間。
報告を聞くところでは、まじめにやっているらしい。
アイツの居場所を確認すると、立体機動の訓練中に意識を失って、今は医務室にいるという。
―何やってんだ、あの馬鹿は…
イライラしながら、なんとなく足早になる。
医務室のドアを開けると、奥のベッドでAが横になっているのが目に入った。
その横では、一人のガキが椅子に座ってAを見ている。
しかも、Aの手を握っていやがる。
―チッ…
何故か、無意識に舌打ちしていた。
「おい、…そこのガキ」
俺がそう声をかけると、ヤツは振り返り、
「…ええぇっ！？リ、リヴァイ兵長ッ！？」
驚いた顔で急いで立ち上がると、左胸に拳を当てて敬礼した。
「…名前は？」
「第104期訓練兵団所属！エレン・イェーガーといいます！！」
「何してやがる？」
「…えっ？えっと、Aさんが訓練中に倒れて。先生の話だと、軽い熱中症だと。えっと、それで付き添いを……」
エレンは動揺した声でそう言った。
こいつ、何をビクついていやがるんだ…と思いつつ、さらに睨めつける。
「…医者は？」
「訓練場で動かせない怪我人が出たとのことで、そちらに向かわれました。それで、俺が付き添いを…」
「そうか…。付き添いは俺が代わる。お前はさっさと訓練に戻れ」
「は、はい！！わかりました！！」
そう言ってエレンは頭を下げると、医務室を出て行った。
・
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まやや - あとプロローグ上手いですね、書くの (2020年10月24日 23時) (
レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
まやや - 主人公強い。礼儀正しくもなって成長した。リヴァイからしたらお前以外の女はおれの女にはなれない、無二一つって感じなんやろな。素敵。愛されたくなったわ (2020年10月24日 23時) (レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 文章力すごいな。。え、シオンなんていましたっけ？笑 (2020年10月23日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ちはっぴーさん» いえいえ、教えて頂いてすごく嬉しかったですヽ(；▽；)ノいや〜本当につい最近まで気付かず…というか疑問にも思わず（汗）part8で気づいたので、8からこっそり修正されてます^^;他の作品も少しづつ修正しますね！応援嬉しいです！すごく励みになります！（≧▽≦） (2017年7月31日 22時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
ちはっぴー(プロフ) - あぁぁお忙しい中返信わざわざ有難うございます(；＿；)そして気づいてたのに指摘なんてしてしまって申し訳ございません(；＿；)これからも頑張ってください！最近毎日の楽しみがこの小説を読むことなんです！応援してます！ (2017年7月31日 16時) (レス) id: 332e33c9db (このIDを非表示/違反報告)
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