訓練兵団2 ―エレンとミカサ ページ34
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ハンジさんに案内してもらい、訓練兵団の訓練所へ向かう。
「じゃあ、頑張ってね！！」と、私の背中をバン！！と叩くと、ハンジさんは兵舎へと戻って行った。
キース教官はメチャクチャ怖くて、厳しい人らしい。
確かに見た目だけでも十分怖かった…。
訓練兵がグランドに整列してる前で、挨拶をした。
その訓練兵の中に、昨日会ったエレンの姿もあった。
ふと目が合う…
相変わらずキラキラした瞳を、こちらに目を向けていた。
「Aさん！」
訓練の合間に、エレンが話しかけてきた。
「…また、会ったね…」
「びっくりしました！訓練兵団の訓練に参加するんですね」
訓練兵団への途中入団は、特殊なケースのようだ。しかも、一ヶ月という短期間。
不思議に思う兵士も多いだろう。
「…でも、一ヶ月だけだから」
私は意識的に、あまり関わりを持たないようにしようと思っていた。
別に馴染む必要もない。
「でも、嬉しいです！一緒に訓練できるなんて。もしよかったら、立体機動教えてもらえませんか！？」
だが、エレンはそんな私の思惑とは関係なしだ。
そんなに立体機動が上手くなりたいのだろうか……
そう言えば、巨人を駆逐するのが夢、とか言っていたな、…と思い出す。
「…まあ、時間があったらね…」
と、私は軽く流したが、エレンはやったー！と、素直に喜んでいる。
反応が若いな……
と、その時、背後から殺気に近い視線を感じた。
振り向くと、黒髪の少女がすごい形相で私を睨めつけている。
…え？思いっきり睨まれてる？というか、もう殺気だよね……
「…あの、エレン。あの女の子は…？」
「あぁ、…あれは俺の幼馴染で、ミカサっていいます。…何こっち見てんだ、アイツ」
「…そうなんだ。…彼女とかじゃないの？」
すると、エレンは慌てて、
「えっ！？違いますよ！！そんなわけないじゃないですかっ！！…ただの幼馴染で…まぁ家族みたいなものですけど……」
「…そうなんだ」
てっきり彼女かと思ったけど……
とりあえず、エレンから離れたほうがよさそうだ、…私はそう思った。
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まやや - あとプロローグ上手いですね、書くの (2020年10月24日 23時) (
レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
まやや - 主人公強い。礼儀正しくもなって成長した。リヴァイからしたらお前以外の女はおれの女にはなれない、無二一つって感じなんやろな。素敵。愛されたくなったわ (2020年10月24日 23時) (レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 文章力すごいな。。え、シオンなんていましたっけ？笑 (2020年10月23日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ちはっぴーさん» いえいえ、教えて頂いてすごく嬉しかったですヽ(；▽；)ノいや〜本当につい最近まで気付かず…というか疑問にも思わず（汗）part8で気づいたので、8からこっそり修正されてます^^;他の作品も少しづつ修正しますね！応援嬉しいです！すごく励みになります！（≧▽≦） (2017年7月31日 22時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
ちはっぴー(プロフ) - あぁぁお忙しい中返信わざわざ有難うございます(；＿；)そして気づいてたのに指摘なんてしてしまって申し訳ございません(；＿；)これからも頑張ってください！最近毎日の楽しみがこの小説を読むことなんです！応援してます！ (2017年7月31日 16時) (レス) id: 332e33c9db (このIDを非表示/違反報告)
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