５ 不滅の魔女は後輩を追い詰めてみる ページ6
クロウリーが悩むのも無理はない。
Aのような女子がこの学校に呼ばれたりなど
この学校がいくらイレギュラーの多い学校だといしても
魔力がない者が選ばれるなんてことはなかった
『“手違い”ねぇ…それだと私はどうなるのかしら？
女だし、もう５０回は入学して卒業しているのだけれど？』
学園長「A先輩は、“不滅の魔女”と、恐れられている
グレートセブンとも渡り合った、ゴリ…ん”ん”っ…凄い人じゃあありませんか！」
『いま、ゴリラって言いそうになってなかった？？？クロウリー…？？』
学園長「い、いやぁ…ち、違うんです…」
じりじりと寄っていくAに、
たじたじになりながら、後ずさりをするクロウリー。
だが、さっきAが鏡を物理で叩き割ろうとしたところを見るかぎり
ゴリラに間違いはなさそうである。
狸？「もごもご…ぷはっ！だったらその席、オレ様に譲るんだゾ！！」
クロウリーは、動揺したのか
抱えていたモンスターが腕から抜け出してしまった
学園長「あっ、まちなさいッ！この狸！」
狸？「そこのニンゲンと違って魔法が使えるこのグリム様を学校に入れろ！
魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ！」
リドル「みんな伏せてッ!!!!」
その声とともにAは、杖を軽く振った
グリム「ん︎︎ん��︎︎なぁーーーーッ！！」
＿＿ガキンッ！！＿＿
目を閉じた者、
避けようと足に力を込めていた者、
防御魔法を使用しようとしていた者、
はたまた魔法が使えない少年を自分の背後に隠した者、
そんな彼らは驚いたように瞬きをした。
グリム「ふな”ッ？！お、俺様のとっておきの炎がッ！！」
『甘いわよ。このくらいなら全員に防御魔法をかける時間くらい余裕であるわ。』
そうAが、全員に防御魔法をかけたのだ。
Aがかけていなければ、間に合わなかった生徒が
尻をグリムの炎に燃やされたこと間違いなしだろう。
『クロウリー、貴方やればこれくらいできたでしょう。サボり癖がついてるわよ。』
学園長「いやぁ、手厳しい。私だってやろうとしてましたよ？？」
『はいはい。』
Aは、面倒そうにため息をつく
その余裕そうな態度を見たグリムが悔しそうに声を上げた。
グリム「ぐぬぬっ！まだまだこれからなんだゾッ！！
俺様は大魔法士になる男なんだゾッ！！
ふぅな”ーーーーッ！！！！」
炎が部屋を包んだ
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桜苺 - 初コメ失礼します。めちゃくちゃ面白い小説ですね！！続き、楽しみに待ってます！ (2022年12月17日 18時) (
レス) @page5 id: e8ba65b3ad (このIDを非表示/違反報告)
甘 - 続きが…気になる… (2022年12月10日 23時) (レス) @page9 id: 5add37374b (このIDを非表示/違反報告)
甘 - 続きが…気になる… (2022年12月10日 23時) (レス) @page9 id: 5add37374b (このIDを非表示/違反報告)
兎森める(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！これから出していく予定ですのでお楽しみにっ！(n*´ω`*n) (2022年9月25日 18時) (レス) @page6 id: ddb85a2273 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 学園長と夢主人公の絡みが見てみたいです (2022年9月25日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎森 める | 作成日時：2022年9月21日 22時
