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第八話 ページ18

高尾「Aさん、こっちは粗方片付いたよ」


『こっちも魔族降臨の術式ばかり…』


軽蔑の目も隠さず、Aは破壊した施設を調べていく。


これで五つ目の破壊。


しかし数は減りもしない。


女神族も出始めてきた魔物と交戦を始め、世界は混乱状態である。



高尾「でもAさん凄いっすよね。まさか未完成のままだった能力を完成させちゃうなんて」



『もともと、能力は人全てに宿ってるんだよ。私はそれを覚醒させただけ』


あと、敬語。と少し拗ねた声を出す。


高尾は苦笑し、謝る。


高尾に宿る能力、雷鳴月花。


威力を弱め、操作すれば、ハッキングや電波を操ることすら出来る。


Aにとって、ありがたい能力者の仲間である。



『さて、次行こうかな』


高尾「うぃーす」


次の施設に向け、地図を出すと、奥で瓦礫が崩れ、呻き声が聞こえた。



Aの前に出て、戦闘体勢を取る高尾。


現れたのは、三人の少年達。


実験施設の生き残りだ。



『高尾!生き残りだ!』


高尾「だ、大丈夫すか!?」


近寄り、安否を確認する。


首元にある数字のバングル。


間違いない。



彼らが、前回見つけた資料に載っていた<魔族と女神族の血を入れられた成功者>だ。



『君たち、名前は?』



これが、大坪、木村、宮地の三人との出会い。

第十六章 シュウトクの正体→←第七話



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らすとうさぎ(プロフ) - 榴香さん» ふぁぁぁ!ご感想ありがとうございます!更新が遅くてすみませんっ!!まだ読んでいる人がいて驚きました。期待に応える為に頑張ります。 (2018年4月9日 20時) (レス) id: 10e68c6278 (このIDを非表示/違反報告)
榴香(プロフ) - 初めまして。コメント失礼いたします。久しぶりに占ツクに来てみたら大好きな作品が更新されており感動しました。とても嬉しいです。ありがとうございます。らすとうさぎ様もご多忙だと存じますが、是非またいつか、続きを読ませていただきたいです(o^^o) (2018年4月8日 2時) (レス) id: 7b23893e7e (このIDを非表示/違反報告)
らすとうさぎ(プロフ) - 更新が遅れてすみません。時間はかかりますが、なんとか完結までもっていきたいです。 (2018年3月12日 12時) (レス) id: 10e68c6278 (このIDを非表示/違反報告)
なしこ - この小説大好きです(*^ω^)更新される日を楽しみにしております(`・ω・´) (2018年1月21日 13時) (レス) id: 9145f3ee06 (このIDを非表示/違反報告)
- 失踪ですか?続きをずっと待ってます! (2017年4月29日 23時) (レス) id: 20383baa4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らすとうさぎ | 作成日時:2015年5月12日 20時

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