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〜9〜 ページ11

中也サイド

部屋に入って直ぐ、俺はシャワーを浴びた。
汗と火薬、血の臭いが染み付いてたからな。

さっぱりした所で、遅めの晩飯。
昨日の残りのカレーを温め直して食う。

食い終わって、机にあった書類を見乍寝室へ···
ベッドに腰掛けて読んでいると、コンコン、とノック音がした。
Aか。


「入って良いぞ。」


そう云ってやれば、お邪魔します、と扉を開けて入って来た。


「如何した?」

A「此処に来る前から気になってたんだけど。中也、腕怪我してるよ?」

「あ?····本当だ。気付かなかった。」


腕を見れば、血が滲んでいた。
シャワーで滲みなかったのは何でだ?
何て考えていると、Aが俺の前に来て膝を着いた。


何してんだ、と云えば、怪我を治すからじっとしてろ、と云う。
何言ってんだ此奴←
すると、手をかざして何か呟いた。
途端、淡く光って怪我を治していく。

真逆、異能力者か!?
然も治癒と言う珍しくそして、貴重な···
俺は思わず、引っ込めようとしたAの腕を掴んだ。

Aは驚いたのか、僅かに目を見開いた。
てか、ずっと思ってたんだが、此奴、全然表情変わらねェのな。
今のも、注意深く観察していないと気付か無ェくらいの、微妙な変化だった。

感情表現が苦手なのか?

取り敢えず俺は、異能力者か聞いてみようと口を開き掛けた····


バンッ


太宰「あ、矢ッ張り中也の部屋に居たんだねAちゃん!」


嗚呼、最悪だ。

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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます!面白いと言って下さり、本当に嬉しいです!始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね!此れからも頑張ります!! (2017年4月17日 10時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました!文ストも大好きです!そしてこの作品とても面白いです!更新頑張ってください! (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のら猫 | 作成日時:2017年3月10日 22時

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