トレーニングと新たな出会い ページ24
「ハヤテ！グラスミキサー！」
ハヤテに素早くグラスミキサーの指示をしてオタマロを倒した。
「ハヤテどう？」
『全然、なんか手応えがない』
さっきからずっとトレーニングをしているんだけれど、なかなか手応えがあるポケモンとは会えていない。ハヤテが強すぎるのかな？
「ハヤテ、少し休憩しよう。このままじゃ進歩しない気がする」
『うん。何が駄目なんだろう？』
泣きそうな顔をして僕に抱きついてきた。
「ハヤテ？」
『A、僕を捨てないよね？見捨てないよね？』
前のトレーナーに捨てられた記憶がハヤテに焼き付いているんだ・・・
「ハヤテ、僕は君を捨てないよ。それに僕はいくら1人じゃないと分かっていてもハヤテがいないと怖い」
そう言って僕はハヤテを抱きしめた。確かにあの時1人じゃないと教えてくれた・・・けど、怖いものは怖いんだ。それはハヤテも同じ。心にできた傷は治したとしても今みたいに後遺症のように襲う。本当はこんな事は起きてはならないはずなんじゃないかと思う。
「だから、これからもパートナーとしてよろしくね」
『うん！』
さっきまでの落ち込んだ様子はなく、ハヤテは元気よく返事を返した。
その時
『そこのジャノビーを連れたトレーナー！妾と手合わせしろ！』
不意に声が聞こえた方を見ると一匹のポケモンが立っていた。ポケモン図鑑で確認するとミジュマルが進化したポケモンフタチマルという事が分かった。
『なにをしておるのだ！こちらは手合わせをしろと申したのだ！』
「なんでハヤテに？相性はハヤテが有利なのに」
『おっお主！妾の声が分かるのか！』
はい、分かります。しかし、フタチマルは水タイプに対してハヤテは草タイプ、相性はハヤテが有利だ。
『そこらのポケモンは歯ごたえが足りん！妾はもっと強い相手と戦いたいのだ！』
手応えがない？これは好都合だ！
「ハヤテ、いいトレーニング相手が見つかったね」
『うん！フタチマル！僕も手応えがあるポケモンと戦いたかったんだ！手合わせを頼むよ！』
『そうではなくてな面白くない！全力でいかせてもらうぞ！いざ勝負っ！』
手合わせを始めた二匹、まずは相手がどう来るか見ないと・・・あれ？僕はポケモン図鑑で見た説明文を思い出した。
"最初に貰う初心者ポケモンは稀少であり、自然で遭遇することはない"
なんでフタチマルはここにいるんだ？
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ヒュドール(プロフ) - 続きが気になりますね。 (2015年12月17日 23時) (
レス) id: d9d83f195a (このIDを非表示/違反報告)
霧槍凪(プロフ) - 続き……早く……見たい…な… (2015年6月20日 17時) (レス) id: 1dff2236fe (このIDを非表示/違反報告)
テニプリ(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください (2015年4月22日 16時) (レス) id: 96af6004f2 (このIDを非表示/違反報告)
フウカ - 間違いを教えてくださりありがとうございます！ (2015年4月5日 23時) (レス) id: 0804bd97a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミリ - 『青い瞳のポケモン』でアブソルの紹介が“わざわい”でわなく“わざわざ”になっていますよ！ (2015年4月3日 22時) (レス) id: 5ec57374a4 (このIDを非表示/違反報告)
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