記憶と再会 ページ16
『ちっ、世話がやける奴!』
目の前にはあの草むらで会ったアブソルが立っていた
『邪魔しないでよ！』
『そうだ!』
『・・・・動かねぇ方が身のためだぜ』
「えっ？」
僕はアブソルの言った言葉が理解することが出来なかった。その時、急に風が強くなった。
「ハヤテ、戻って」
僕は嫌な予感がしたからハヤテを呼び戻した。
その瞬間
『キャァァッ!』
『うわっ!』
「いだっ!」
「きゃっ!」
プラズマ団とチョロネコ達が悲鳴が上がった。よく見ると至るところに切り傷が見えた
『忠告は一応したぜ。そこの人間!こいつに怪我をさせてみろ。ただじゃ帰さねぇからな』
殺気じみた目をプラズマ団に向けて言ったのか
「ひっ!」
「にっ逃げるわよ!」
顔を青ざめて、チョロネコ達をモンスターに戻し逃げていった
「・・・アブソル、何で僕を助けたの?」
去って行くアブソルに聞いた。すると
『俺は、ある奴にお前を守ってくれと頼まれた。{また再会できるまで守ってくれ}とな』
僕の記憶にはない。僕に関係があるのだろうか
「・・・ありがとう」
『そんな言葉、俺にはいらない』
そう言い残し去って行った
「ヤナップ、いあいぎり!」
あっ、この声はベル。やっと来たんだ
「あっ!ムンナ!大丈夫？!」
『マコモォ・・怖かったよぉ』
いあいぎりで切れた木を倒してベルとマコモ博士が来た
「Aっ!大丈夫？」
「うん、大丈夫。それよりムンナをポケモンセンターへ」
「うっうん」
「ムンナを助けてくれてありがとう!私はマコモよ。よろしくね」
ムンナを助けたのは僕じゃない。僕は頷く事しか出来なかった
「ベル、僕は桜を見るからじゃあね」
僕はその場から逃げるように桜の木に向かった
工場の奥、大きくのびのび育った桜の木の下に座った。
『・・・ごめんね、僕は全然何も出来なかった』
ハヤテは泣きそうな声で言った。
「ううん。ハヤテがいてくれただけで僕は感謝している」
その時、風が優しく僕達を包むように吹いた。ひらひらと舞い落ちる桜の花びらが髪の毛や服の上に乗る。ほんのり桜の香りが匂った。その時
「また会ったね、A」
聞き覚えのある声がした。僕はこの声の本人を知っている
「また会ったね、N」
カラクサタウンで会ったNがいた
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ヒュドール(プロフ) - 続きが気になりますね。 (2015年12月17日 23時) (
レス) id: d9d83f195a (このIDを非表示/違反報告)
霧槍凪(プロフ) - 続き……早く……見たい…な… (2015年6月20日 17時) (レス) id: 1dff2236fe (このIDを非表示/違反報告)
テニプリ(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください (2015年4月22日 16時) (レス) id: 96af6004f2 (このIDを非表示/違反報告)
フウカ - 間違いを教えてくださりありがとうございます！ (2015年4月5日 23時) (レス) id: 0804bd97a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミリ - 『青い瞳のポケモン』でアブソルの紹介が“わざわい”でわなく“わざわざ”になっていますよ！ (2015年4月3日 22時) (レス) id: 5ec57374a4 (このIDを非表示/違反報告)
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