瓜江久生には姉がいるようです 2

イタズラはほどほどに ページ18

貴「う、瓜江A二等捜査官です・・えっと・・よろしくお願いします」

私は頭を下げる

鈴「鈴屋什造です〜 よろしくです A」

真「真戸暁だ よろしく」

滝「滝澤政道 よろしくな〜」

亜「亜門鋼太郎だ よろしくな」

みんな笑顔で私を見てくれた

コクリアに来た捜査官のような冷たい目じゃなかった

篠「A今日からよろしく頼むよ」

貴「・・はい！」





亜「・・Aっ！ おい！起きろ！！」

貴「・・あもん・・さん・・？」

目を開けると亜門さん、篠原さん、暁、什造、滝澤が心配そうな顔でこっちを見ていた

鈴「大丈夫です？」

みんなボロボロだった

貴「なんで・・？」

篠「体の調子は大丈夫か？」

貴「はい・・あの、どうしてみんな・・まさか私のせいですか・・？」

私が言うと篠原さんは少し困った顔をして

篠「気にしなくていい」

と、言った

私はみんなを傷つけたんだ

貴「ごめんなさい・・・」

私がそう言うと

亜「これも我々の任務だ だからきにするな」

真「少し休め」

亜門さんは私は抱えたまま歩き出した

鈴「A 帰ったらまた遊びましょーね」

篠「イタズラはほどほどにしろよ」

篠原さんはそう言って笑った

亜「いや、止めてくださいよ」

滝「ホントですよ・・」

みんなが笑い出す

私はみんなの笑顔が好きだった



篠「Aっ！！」



貴「篠原・・さん・・？」

どうして笑ってくれないんですか

どうして起きないんですか

どうして私なんかを守ったんですか

どうして・・？

鈴「A 少し休むといいですよ」

貴「什造・・」

什造は微笑んだ

鈴「篠原さんの分まで僕達が働いたらいいんです 篠原さんはお休みするんです」

私達が篠原さんの分まで・・

貴「うん」

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貴「・・戻ってきてくれてよかったです」

亜「相変わらず寂しがり屋だな」

亜門さんは笑いながら言った

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