間 違 い 電 話【梵天】

▽ ページ12

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Aside



『……え？どうしてマイキーが…………』




マイキーは、私の質問には答えず春ちゃんに指示を出す。



マ「………おい三途、至急この建物にいる幹部全員と明司を呼んでこい」


春「ウッス」








5分程経ち、春ちゃんはこれまたイケメンな3人を引き連れてやって来た。


春「望月はいませんでしたが他は全員いました」



顔の右上に大きな傷があるお兄さんと、白く長い髪を左側に垂らしているお兄さん、そして左目のところに縦の傷があるおじさん(お兄さん)。



　


ん、待てよこのおじさんどこかで見たことがあるような………？？




？「……15年ぶりくらいだな、A」



『………え、ちょっと待って武にぃ(武臣)！？』


　
左目の縦に大きな傷がある知り合いでこの声といえば、武にぃしかいなかった。




臣「おう、久しぶり」



『ほんとに久しぶりだね〜！！まさか武にぃも梵天の人だったなんて……』



臣「俺は幹部じゃなくて相談役なんだけどな」



　

私と武にぃで盛り上がっているところに、冷たい声が入る。



マ「そこ黙れ。今集まって貰ったのはAに説明をするためだ」



『あ、そうだよ武にぃとマイキーに会って忘れそうになってたけどなんで私が連れて来られたの？私の命日って明日？？』



春「オマエもしかして気づいてないのか？」



『え、何に？』



春「一昨日の間違い電話の相手が俺だったって事だよ」




『ハァァァァァァァァァア！？！？』



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