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｢え、何かあったっけ今日？！｣
｢おせぇから｣
｢わざわざ迎えに･･･？私、自分の車あるよ？今日｣
｢明日また送ってやる｣
驚きの人の登場に慌てながら、谷口先生を置いて春千夜さんの元に駆け寄った。
びっくりした。
今日はもしかしたら帰ってきてくれないとまで思ってたから。
｢彼氏さん、ですか？｣
｢あ、えっと、はい、えっと、ごめんなさい、私、彼と帰ります｣
話しかけてきた谷口先生にまた慌てて、申し訳なさを感じながらも、私は春千夜さんの方を向く。
帰りましょって、笑いかける。
きっとさっきまで私と違う女の人といた春千夜さんの、いつもと違う香水の香りに顔を歪ませないように。
まだ大丈夫、だって、迎えに来てくれた。
心配か、気分か、何か、理由は知らないけれど、わざわざここに来てくれた。
それだけで、安心してる私って本当･･･。
車に乗り込んでから、しばらく黙った、嫌な雰囲気。
私は、彼が浮気していることに気づいてないふりをするために、必死に微笑むしかない。
何か、話題はある？
当たり障りのない･･･いや、でも、相手の雰囲気が怖くて、適当な話もできないなぁ。
どうしよう、って困っていれば、隣で息を吸う音。
｢さっきの男、どんな奴か教えろ｣
｢･･･谷口先生？｣
｢知らねぇけど｣
｢現代文の先生で、同期の人｣
｢それで？｣
｢･･･？それ以上でも以下でも｣
｢あいつとあんま話すなよ｣
｢今も別に、そんなに話してないですよ〜｣
そうかよ、って、無愛想に呟くいつもと少し違う彼。
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@じゅら - 主さんの作品では多分初コメです！失礼します！前からお気に入り登録をしていて、これで読み返すの3回目ぐらいです笑 でも何回読み直してもやっぱ神です！最後の春ちゃんが「こら、体拭けクソ」って所が好きです！これからも頑張って下さい (12月7日 23時) (
レス) @page47 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 読み終わりました！最初ドキドキしてたけど，やっぱ神作だった…作者様ありがとう！！ (11月29日 6時) (レス) @page48 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
3-114 36(プロフ) - はなさん» ありがとうございます！読めるようになりました！最高です！ (2022年9月26日 1時) (レス) id: 4e0064ee9d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 3-114 36さん» 報告ありがとうございますー！こちらのミスで見られなくなってました。すみません。今は見れると思いますので、ぜひ呼んでやってください！ (2022年9月25日 18時) (レス) id: 544f54aa0d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ワンロボさん» コメントありがとうございます！！谷口先生はボコボコです♡最後までお付き合い頂きありがとうございました！ (2022年9月25日 18時) (レス) id: 544f54aa0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2022年3月18日 16時
