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【魔法道具】
ハサミの形をしたピアス。
左耳に付けている。

【得意教科/苦手教科】
飛行術、魔法生物学/占術

【好きなもの・こと/嫌いなもの・こと】
果物、体を動かすこと、幼馴染、読書、生き物/親、寒さ、土足で踏み込んでくる(自分の事を知ろうとする)奴、「あの御方」

【サンプルボイス】
一人称:俺
二人称:あんた

「え、あー、俺?俺はシェーレ・ファーデン。蒼梟寮の六年生。まあ、多分ご存知の通りこの寮には頭のいいヤツらばっかりだから分からないことがあれば聞くといいんじゃない。…はは、俺よりかは他のヤツの方が教えるの上手いし、知識も持ってる。だからまあ、程々によろしく」

「え、俺に勉強を教えて欲しい…?いや、悪いとかそういうことではないけど。…他のヤツの方が絶対わかりやすいぞ?後悔しない?…はいはい、わかったわかった。じゃあ、まずはどこが分からないのかを教えてほしい。出来れば詳しく。ちょっとした内容の違いで勉強の仕方変わってきたりするし」

「あー、待て待て待て。言ってなかったらごめん。俺は生憎と占術を得意としてないんだ。星を読み解くのはどうも苦手らしい。タロットカードはギリギリどうにかなれども教えれるほどの技量を持ち合わせてないんだ。そういうこと。だからさ、他の人に聞いてくれない?」

「暑くない。暑くないったら暑くない。…あァもううるさいなあ!!!?俺が!!暑くないって言ってるから暑くないんだ!!!!」

「…あー、貸して。ボタン。取れたんだろ?直してあげるから上着脱いで。ん。…まあ自然とできるようになっただけだよ。はい、完成。もう取るなよ」

「…悪いけどそういう話はよそでやってくれないかな。残念ながらその話は俺にとって好ましくない話題なんだ。ああ、本当に…____反吐が出る」

「俺にはさ、昔からつるんでる幼馴染がいるんだ。世話焼きな苦労人。そいつといると気が楽だし、気が付くと素が出ちゃうんだな。いつも苦労かけたりからかったりするのにずっと傍に居てくれるんだ。…流石に俺もそろそろ幼馴染離れしないとな」

「俺には夢を叶えるための知識がいる。学ばなければならないんだ。無謀だと笑われようが俺は意地でもやるだろうよ。だから邪魔をしないでほしい。これは俺の問題だ。あんたに決められる筋はないよ」

次ページ→←【蒼梟寮】シェーレ・ファーデン



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作者名:あんころもち。 | 作成日時:2020年7月19日 6時

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