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*本望* ページ41

「…ヒストリアを女王に…」


「あぁ、クーデターは成功したが、民衆は兵団には簡単に従わない。正当な王位継承者が偽物の王から取り返したという物語が必要なんだ」


エルヴィン団長の言葉に私は確かに納得した


しかし私が予想していた事を言わなかったエルヴィン団長


「…私は現在壁外調査を全面凍結させられている調査兵団の為にヒストリアを女王に即位させ、壁外調査への協力体制を整える為ではないかと勝手ながら考えていました」


私がそのように言うと、エルヴィン団長は驚いた顔をした後、ふっと笑った


「…私の考えを全てお見通しだということか」


エルヴィン団長の反応からすると私が言った事はエルヴィン団長の本望


やはり私のあの並外れた予想は合っていたのだ


「リヴァイはこの事を…」


「知っている。先にリヴァイには話していたんだ」


「そうですか…」


そんな会話をしていると見えてきた大きな壁


私達は壁の中に入り、オルブド区の兵団支部の敷地内で馬を休ませ、次の作戦を駐屯兵団と一緒に立てることになっていた


「…っ!ルナ!」


「A副兵長…!」


馬を繋ぎ終えた後、見えたルナの姿


こちらに駆け寄ってきてくれたルナは少しやつれていたが、私に笑顔を見せてくれた


「ルナ…無事でよかったわ」


「副兵長こそです。エレン達の奪還、成功して良かったですね」


「副兵長!」


ルナと話しているとこちらにやってきたヒンズ


「ヒンズ…!あなたも無事だったのね!」


「はい、捕らえられていた調査兵はみんな無事です。副兵長も任務お疲れ様でした」


「ありがとう。ヒンズ」


「A副兵長!講堂に集合して下さい!すぐに作戦会議を開くそうです」


すると一人の兵士が私の元にそれを伝えにきてくれた


「分かったわ。すぐに行く」


それだけを言うと私は二人へ向き直った


「じゃあ私は会議に行ってくるからまたね」


まだ話していたい気持ちもあったが、私に敬礼をする二人にそう言うとすぐに講堂へ向かった


中に入るとオルブド区所属の駐屯兵団の幹部と精鋭部隊、そしてエルヴィン団長、ハンジさんそしてモブリットさんがいた


「ハンジさん!手当はしてもらえたんですね」


「あぁ、一応止血はしてもらったよ。まだ動かせそうにはないけど」


ハンジさんの姿を見て安心した私はほっと胸を撫で下ろした


するとぞろぞろ入ってきたリヴァイ班のみんな


最後にヒストリアが入ってきて全員が揃い、作戦会議は始まった

*博打*→←*始祖の巨人の力*



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ああ - お気に入り200人突破!おめでとうございます!私はこの小説を読んでいて面白いなーと思います。続きが気になるので最後までしっかりと見ます! (10月7日 14時) (レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子です!(プロフ) - ゆーkoさん» こんにちは!コメントありがとうございます!!( ; ; )バレンタイン編気に入っていただけたようで嬉しいです!お互い体調にはこれからも気をつけましょう(^^)ありがとうございます! (2021年2月24日 11時) (レス) id: 5923052a3c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - こんにちは(^.^)いつも楽しみに愛読してます(〃ω〃)先日のバレンタイン限定のとても良かったです(^^)お身体にお気をつけてお過ごしくださいm(._.)m (2021年2月24日 11時) (レス) id: a1cd8234df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兵長大好き女子です! | 作成日時:2021年2月12日 15時

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