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*超超大型巨人* ページ39

地面が揺れ、ふらつく足元


礼拝堂の扉から出たときには地割れを起こしていて私達は急いで安全な場所へ向かった


ハンジさんの意識がしっかりと戻った後、私達は驚く光景を目にした


「…あれは…超大型巨人…っ…?」


「いや…超大型巨人の二倍はある…っ…!」


目を見開いたまま私は開いた口が閉じなかった


巨人の身体からは熱を放ち、周りの草木が燃えている


そして礼拝堂が崩れていくのを見て、私はリヴァイ達が心配になった


みんな…っ…どうか無事でいて…!!


私はただただそう願うしかできなかった


「A、大丈夫さ、きっとみんな無事だよ」


そんな私を見てモブリットさんは私の肩に手を置き、安心させるようにそう言ってくれた


「アルミーン!!」


すると聞こえてきたサシャの声


そちらへ視線を向けるとサシャとコニーがこちらに手を振っているのが見えた


「サシャ!!コニー!!」


「みんな無事なの!?」


私とアルミンがそう叫ぶと、二人は大きく首をを縦に振った


その姿を見てほっとした私は身体の力が一気に抜けるように膝から崩れ落ちた


本当にみんな無事でよかった…っ…。


「A…もうすぐエルヴィン達がこちらに来るはずだ…松明が見えたら報告してくれ…」


「了解です…!」


ハンジさんの指示に私は周囲を見渡し、アルミンとモブリットさんはリヴァイ達の救出の手助けに向かった


「…っ!!…ハンジさん…血が…っ…」


止血用の布も何もない今の状況で、ハンジさんの肩から流れ落ちる血を目にして私はとても心配になった


「痛いけどまだ大丈夫だ…そんな顔しないで」


そう言って私の顔に手を添えるハンジさんに私はぐっと唇を噛み締めた


早くエルヴィン団長達と合流しないと…っ!


そしてまた周囲へ視線を向けると見えた松明の灯


「ハンジさん…!エルヴィン団長達の姿が見えました!!」


「A!ハンジ!」


私がそう言った瞬間後ろから聞こえてきたリヴァイの声


そちらへ振り向くとリヴァイ班全員の姿とモブリットさんの姿が目に入ってきた


エレンとヒストリアも特に目立った外傷はなく、無事のようだ


「みんな…っ!よかった…全員無事で…」


「あぁ…エレンとヒストリアの奪還は成功した。とりあえずエルヴィン達と合流してあの馬鹿でかい巨人になったロッド・レイスを追うぞ」


「…あれがロッド・レイス…?」


リヴァイの言葉に私は驚き、這いつくばって歩くその大きな巨人へ視線を向けた

*始祖の巨人の力*→←*重ねるその姿*



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ああ - お気に入り200人突破!おめでとうございます!私はこの小説を読んでいて面白いなーと思います。続きが気になるので最後までしっかりと見ます! (10月7日 14時) (レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子です!(プロフ) - ゆーkoさん» こんにちは!コメントありがとうございます!!( ; ; )バレンタイン編気に入っていただけたようで嬉しいです!お互い体調にはこれからも気をつけましょう(^^)ありがとうございます! (2021年2月24日 11時) (レス) id: 5923052a3c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - こんにちは(^.^)いつも楽しみに愛読してます(〃ω〃)先日のバレンタイン限定のとても良かったです(^^)お身体にお気をつけてお過ごしくださいm(._.)m (2021年2月24日 11時) (レス) id: a1cd8234df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兵長大好き女子です! | 作成日時:2021年2月12日 15時

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