推しのライブに行っただけなのに､他のリスナーがいきなり顔を見て悲鳴を上げられたんだけど。【うらたぬき/女主】

うらさかの休日をチラっと考えてみました。 ページ8

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うらたぬきside


坂田｢え〜っ！うらさんだけズルいで！
僕も無黒。さんとコラボしたかったのにぃ〜！｣


俺が無黒。さんと初コラボをする話を坂田にしてから＿＿＿＿約30分程､時間が経過した。



先程から坂田がずっと俺の腰をコアラのように両手で抱きしめ､顔を埋めながら＿＿＿＿＿


｢うらさんだけ無黒。さんと初コラボが出来てズルぃ〜！
俺もコラボしたぃ〜！したぃぃぃ！！｣


何度も同じ言葉を連呼しながら､グリグリと坂田は頭を俺の腰に擦り付けて来る。めっちゃ痛い！


そろそろ坂田を止めないと､この夢小説にフラグが立ってしまう。それに坂田が親にお菓子を強請って駄々を言う子供のようになってるし。


浦田｢分かったよ。無黒。さんに坂田ともコラボしてもらえないかDMしておくから！｣


坂田｢ホンマに！？
えへへっ。うらさん､ホンマにありがと〜！｣


流石にずっと抱き着かれるのは疲れるので＿＿＿＿＿｢無黒。さんにコラボを頼む｣と言うと､坂田はサクッと俺の腰に回していた両手を離した。

しかも｢えへへっ。｣と言いながら､坂田は笑顔を浮かべて次は正面から抱きついて来た。


全体重をかけて来る坂田の身体を何とか支えつつ､｢早く退いてくれ｣アピールで背中をトントンと叩く。

だが本当に嬉しかったのか坂田がなかなか離してくれないから＿＿＿＿＿坂田を押して引き離した。


俺も坂田に言ったのだから有言実行だ。
無黒。さんが受けてくれるかは分からないけど､受けて貰わないと＿＿＿＿坂田の駄々に付き合わされる。


お願い。無黒。さん！
坂田とのコラボも受けてくれ！

そう心の中で叫びながら､無黒。さんにDMを送った。

＿＿＿＿＿

うらた「早くどけ、坂田。」

坂田「うらさん！さいこぉぉぉ！！！」

人混みで体調不調になったけど。→←従兄弟に話して承諾する事にした。

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