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『私病気なのか……嘘ついた』
「なにが?」
『倒れるの、皆の考えてることわかるからって』
「別に嘘ついとらんやん。陽性の考え見てしまって倒れてんのかもしれへんし」
『でもなんか…陽性の情動に発作起こすって…』
言いたいことは分かる。
けどそれを言って欲しくない
「ええよ今は。治すことだけ考えよ?」
『うん……』
それにしてもこんな夜遅くなのに帰って来ないAの両親
「今日泊まってってもええ?」
『うん。両親最近全く帰ってこないから寂しかったし…嬉しい』
「全く!?なんでそれ早く言ってくれなかったん??ちゃんと寝れてるん?」
『…だって帰ってこないのって珍しくないから……。変な夢ばっか見るから寝れてないの』
やっぱ寝れてないんやなぁ
もっと早く気づけてたら良かったのに
悪夢ばかり見る、と先生が言っていた。
『色んな人が、消える夢とか』
色々な話をした。
Aが見る夢のこととか、倒れた時に意識があることとか
そんなこと話してるうちに眠くなってきたらしいAは安心したような顔で眠りについた。
やっぱり誰かいると違うんかなぁ…安心感っていうのがあるか。
さてそろそろ、僕も寝ようかな。
隣に寝ているAを起こさないように毛布をかけ直してあげて自分もそれに入り眠りについた
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くたりんご(プロフ) - Noel*26さん» Noelさん、コメントありがとうございます!本当ですか!?うれしいです(´;ω;`)ありがとうございます!!!更新頑張ります! (2019年7月29日 7時) (レス) id: 25b7891eac (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - え、一目惚れ。お気に入り登録 高評価させていただきました、更新頑張ってください( ^ω^) (2019年7月29日 7時) (レス) id: 4d89434b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くたりんご | 作成日時:2019年7月28日 23時