死んだなら生まれ変わろう(H×H)×(あんスタ) (ページ20)

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念ページ20

ーーー恐怖ーーー

それが6人が初めて念を間近に感じた感想だった。

ネ「これが扱えるようになれば、お主らはもっと強くなる。逆にこれが扱えなければ、強者との闘いで必ず死ぬじゃろう」

そう言ってネテロは少し驚かせすぎたか、と反省しながら孫達を見た。しかし、ネテロの心配は無用だった。

笑っていたのだ。孫達は。新たなる力の前に。
好奇心と恐怖。
そこにあるはずの恐怖が読み取れないほどに、孫達は好奇心に心を奪われていた。

ネ「(こりゃ…こっちは早そうじゃの…)
んじゃ、まずは基礎の『四大行』からー」

座学から念を教える。

初めて出会った時、垂れ流しになっていたオーラの量は莫大だった。特に最もオーラの量が多かったのはレイだ。元々カリスマ的な存在感を放つ彼らはオーラが濃かったのかもしれない。

しかし、それでも、レイのオーラの基礎量は異常だった。

そのときにネテロは彼らがどれほど伸びるのか、自分の目で見てみたくなった。この子らがどこまでいけるのか、出来ることなら自分が導いてやりたいと思った。

ネ(嬉しそうな顔しおって…)

真剣な表情でネテロから念についての話を聞く孫達に思わず笑みが溢れた。