死んだなら生まれ変わろう(H×H)×(あんスタ) (ページ17)

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しゅーごーページ17

ネ「さて、みんな集まったかの？」

大量の荷物を持った付き人と、6人の孫を見やる。

ネ「ほっほ。お主らにも無茶な頼みをしたわい。すまんの」

なんて茶目っ気溢れる笑顔で笑いやがる上司を呆れた目で見つめる部下たち(ピュールは嬉しそうだが)。
彼らだってこう見えてシングル以上の称号を持つれっきとした敏腕ハンター達だ。
彼らの今回の任務は通貨の分からない孫達の付き添い兼、護衛。
おかげで彼らはその美しく目立つ容姿を持ちながらも、人に囲まれたり、声をかけられることはなかった。

ネ「ハンターについてと、ワシについては聞いたかね？」

6人は黙って頷いた。6人ともこの世界がどんな世界なのか大方理解したのだろう。
3時間前とは少し目つきが違う。捕食者になってやろうという決意のこもった目。

そんな目だ。

ネテロは出会って数時間の孫達の成長に驚き、不安にもなった。

ネ(きっと、この子らの世界はこんな物騒ではない。この子らの動きを見ればわかる。隙だらけじゃ。
しかし、この子らが生きていけるようにするには…)

ネ「さ、明日から文字の勉強とトレーニングじゃ。

暗殺者に狙われようと、盗賊団に狙われようと、生き延びられるだけの力。それをお主らに教えたい。お主らが死なないように、わしが鍛えよう」

明日から頑張るぞい♪なんて言って飛行船へと歩き出す。

その後ろから、少しこの世界に染まった6人が続いた。

貴「ねぇ、にぃに達はさ、私が人殺したら嫌いになる？」

なんて言った末っ子2号に5人が慈しみを帯びた表情を向ける。

大丈夫。そのときは俺たちだって一緒だ

そう呟いた長男とも呼べようレイに

貴「へへっ」

っと会話に似つかわしくない笑顔をセイラは浮かべた。