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セイラside
その後、二次試験は無事(何名かは帰らぬ人となったけど…)終了し、今はまた飛行船で三次試験の会場に向かっている。
何がいいってゴンとキルアがたくさん話しかけてくれる。いやもうこれが可愛いのなんのって…ゴンのちょっと天然っぽいところが、なんとなく颯馬を思い出して余計可愛い。
ゴ「ねぇ、コレ、聞いちゃいけないかもしれないけどさ…どうしてあんなにヒソカを憎んでるの？」
キ「あ！それオレも気になる！」
あー…やっぱくるかぁ、この質問。
結構重いんだけど…
貴「えっとね、去年の話になるんだけど…」
ーーーーー1年前ーーーーー
貴「えぇーーーーーっ⁈」
ワ「おやおや☆」
カ「ふふふ♪びっくりしました♪」
ナ「もう2人が一緒にいる時に遭遇してから3年カ…」
レ『めでたいな』
レ「まぁ取り敢えず、おめでとさん♪」
ガ「あー、その…なんだ、お前らにも色々世話かけたな…」
ピ「みんなにはお世話になったからね、1番最初に報告したくて」
私たちの前には照れ臭そうに顔を逸らすガレオムさんと、嬉しそうにガレオムさんの腕に抱き着くピュールさん。
そして…
シ「やはり僕に頼んで正解だったね。そのシンプルかつエレガントなデザインは、かなりの自信作なのだよ」
2人の左手薬指にはめられた、シルバーのリングだった。
貴「え⁈てことはシュウにぃ知ってたの⁈」
ガ「コイツが指輪を作るならシュウにデザインしてほしいって煩くてな…」
ピ「一足先に報告することになっちゃったけど、どうしてもシュウくんに作ってもらいたくて♪」
2人は私たちと会う前から両片思いを拗らせてたから、3年前に付き合うことになりましたって報告を受けたときも嬉しかったけど…そうか〜結婚か〜。
にやける口元を必死に抑え込んで、おめでとうと言う。
カ「『けっこんしき』はやるんですか？」
ピ「もちろん！でも、私が今年のハンター試験の試験官に選ばれちゃってね…挙げるならその後かしら？」
シ「ドレス諸々は任せたまえ」
レ「披露宴でライブでもするか？」
ワ「楽しそうですね！私はマジックも披露してあげましょう！ね！ナツメくん！」
ナ「うン、そうだネ。ボクの占いも披露してあげよウ。貴方達の結婚生活ヲ、披露宴デ♪」
貴「それ結果悪かったからめちゃくちゃ気まずいじゃん…まぁ、きっと円満な家庭になると思うけど♪」
こうして私たちは、これからの楽しみのことをみんなで考えた。
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作者名：バレーノ | 作成日時：2019年2月1日 15時
