第7話~若武さんの作戦~ ページ10
(人1)視点
若武「じゃ行くか」
先に歩き出した若武さんを、私は小走りで追いかける。
目、赤く立ったり腫れたりしてないといいな…。
立花さんは若武さんと肩を並べる。
彩「どんな声明文を書けばいいの?」
立花さんはそう聞くと、さっきまでの腹立たしげな表情を取り戻し、まゆを寄せた。
若武「そうだな…」
若武さんは両手をハーフパンツの後ろポケットに突っ込む。
そんな若武さんの様子を見て、とてもカッコイイな、と思った。
kzのメンバーとして、ピッチでボールを追いかけている姿を想像していると、
若武「よし!」
若武さんは、こっちをまっすぐ見ながら、
若武「こうしよう!」
指をパチンとならせた。
若武「犯行現場に掲示するんだから、思いっきりいかめしいのがいいんだ」
うんうん。
若武「まずは、犯人に告ぐ、だな。
そして、すぐ反省して俺のマウンテン・バイクを戻せばよし、戻さなければひどい目に合うぞ。
こんなもんかな。細かい言葉遣いや表現は、エキスパートの立花。城戸はサポートにまわれ」
へぇー!面白そう!
でも、立花さんは唖然としていた。
立花「それ……本気?」
若武さんは、強く頷いた。
若武「もちろん!」
立花さんは頭を抱えていた。
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幸美シオン - 原作との流れに入れても自然な感じがします!これからも頑張ってください! (2015年11月10日 6時) (レス) id: 5d8807acba (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 面白いです。KZの小説でオリジナルの主人公って少ないのでうれしいです。更新頑張ってください。応援しています!! (2015年10月27日 22時) (レス) id: 7579ab75e5 (このIDを非表示/違反報告)
ノノ - おもしろい (2015年10月26日 16時) (レス) id: 61b8cc2084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無気力 | 作成日時:2015年10月11日 22時