私の部屋の時間 ページ23
Aside
その後、私は宇佐美さんに自分の部屋となる所に連れて行かれた。
「はーい、ここがAちゃんの部屋ねー」
その部屋はベットと窓がある、一人で住むに丁度いい広さの部屋だった。収納もあるし、いい感じだ。
「うーん…やっぱ足りないよねえ。
Aちゃん、元住んでた家から明日自分の荷物持ってこれる?これだけだと女の子の部屋って感じしないからさー?」
女の子の部屋ってどんな感じですか。私わかんないっす。
まあ、一応明日家に戻らなきゃね。
家売らなきゃだし。
今は一人で住んでたから、決定権は私だ。
固定資産税とか払わなきゃいけないから、手放すと決めたら早い方がいい。
でも、そうなるとアイツに電話しなきゃいけない。
一応アイツも一時期住んでた家を私が住んでたから、あの家をどうにかする権利はあるし。
はあ、あのクソボイス聞かなくてはいけないとは…。
やだなぁ。
「…ちゃん…Aちゃん?大丈夫?顔色、悪いよ?」
「あっ…すんません宇佐美さん。ボーっとしてました」
「もう、Aちゃん!私の事は栞ちゃんって呼んでって言ったじゃん!」
あれ、いついったっけ。覚えてないんだけど。
でも私順応できる性格だからさ。
「分かりました。栞ちゃん?」
呼びますけど。
「うん!…きっとすぐ慣れると思うから、リラックスして過ごしてね〜」
「ありがとうございます」
にこっと笑ってお礼を言えば、ほほ笑みが帰ってきた。
純粋な子って感じ。いい人なんだろうな。
「早くAちゃんとなかよくなりたいな」
「...いっぱいおしゃべりしましょう!」
「うん!」
と、栞ちゃんが言った時、下の階から私達を呼ぶ声がした。
「おーい!いつまで話してんの?早くきなよー。ご飯の用意できたからー!」
迅さんタイミング良すぎな。
話終わって直に声掛けてきたからね。
あの人分かってたろ。絶対未来見えてただろ。
ちょっと私は心の中で悪態を付きながら、私達は急いで下の階へ下りていった。
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あみみーみるん - こたきんぐさん» 小南ちゃんは、レイジさんっていいますよ! (2017年10月30日 17時) (レス) id: 0262f2c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - みかんさん» ですよねまじわかります( ̄ー ̄)b← (2017年3月7日 21時) (レス) id: 9d70f6ae6a (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 業も風間も菊地原もかわゆいんですけど!\(´>∀<)/キャハハ← (2017年1月12日 6時) (レス) id: e31069478e (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ - ムラサキさん» わわっ!ほんとだ!てかほとんどそうなってました!←偉そうなんかじゃないですっ!ご指摘本当にありがとうございました!(*`▽´*) (2016年6月19日 20時) (レス) id: a2f3a24886 (このIDを非表示/違反報告)
ムラサキ(プロフ) - あの、指摘です。例の子ってねの会で、小南先輩、烏丸先輩に怒ってるんですが、一番最後の小南先輩の台詞の烏丸の字が、ほんとに鳥丸になってます!偉そうにすみません! (2016年6月17日 6時) (レス) id: 6550449393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時:2015年8月28日 15時