【マギ】無関心少女はヘタレ王子に”恋をした

貴「私の過去？…………もう興味は無いわよ」 ページ5

〜貴方side〜


私の過去は実に残酷だった。


母と父は殺されて死んだ。
そして、叔父と叔母に引き取られた。


あの時、なぜあんな人達のところへ行こうと思ったのか、今では見当もつかない



毎日、殴られ蹴られての繰り返し

“私の何が気に入らない？



叔父「お前がいなければ、少しは裕福だったのかもな」

と嫌味たっぷりに言われる


叔母「あんたの分まで、ご飯作ってやってんだから、少しは感謝したらどうだい！」



叔母「やっぱり、あの女は今でも気にくわないよっ！！」


そう、あの女とは、母の事だ……


貴「私、これからご飯要りません」


叔父「はぁ？」

叔父「こんな小娘が何を根拠に飯無しで生きていけると言うんだ」


叔母「まぁ、その方が少しは裕福になるでしょう？あなた」

叔父「それもそうだな。
こんなやつ、さっさと飢えてﾀﾋんじまえ！！」


勝手にﾀﾋんでやるよ……

私の親は、知り合いが多く、母と父が死んだときも、知り合いの人達が「“うちへ来な！"」と何人も言ってくれた…

だけど、叔父と叔母かその知り合いを跳ね退け、強引に私を家に連れて帰ったのだ



最初はどの家でもいいと思っていたけど、住んでいくうちに最悪になった


しばらく、私は、知り合いの人の家に泊まらせて貰った

その家は、アクセサリーの並ぶお店だった


いつも通り、カウンターの側で、ボーッとしていたら、あるお客が店に入って来た。




これが、私の運命を変えることになるとは、思いもしなかった＿＿＿＿＿＿＿＿

貴「ここから、私の人生が180度変わったのよ」→←おさまらないこの気持ちは……？貴方side

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