63 ページ22
甲斐くんは結局口を割らないままだ。
兵頭「もうすぐ、8時だ。どうすんだよ」
甲斐「…べつに、どうもしねーよ。全部おれがやったっていってんだろ。」
光永「そうじゃねぇから、ここまで伸びてんだろ?!ぶっきーは知ってる。どうがを加工したのは別のやつだって。」
すると突然
柊「楽しそうだねー!おれはここで高みの見物をすればいいのかな?」
甲斐「…だったら、テメーが相手になれ。」
柊「…あ?」
甲斐「誰がどうがを加工したのか、知りてーんだろ?おまえが勝ったら、あらいざらい話してやる。ただし、俺が勝ったら、全員解放しろ。
……調子わりーんだろ?さっきから、汗かいてる。今のお前になら、猿でも勝てる。」
え?どういうこと?
柊「お前にかって、フェイク動画を誰が加工したのか、あばいてやる。」
甲斐くんはその言葉に続いて攻撃をかわすが、先生は余裕でそれを交わす。
柊「おまえがおこした傷害事件、あれはもともとおまえが影山を使って、金を稼ごうとしたのがきっかけなんだよな?」
やっぱり…甲斐くんは…。
香帆「え?どーゆうこと…?」
柊「金に困ってたんだよな?お前の母親は脊髄をやられて、介護生活を与儀ないものにされた。だから、お前もダンスをやめて働かなければならなくなった」
石倉「なんだよ…それ…」
甲斐「ごちゃごちゃうるせーんだよ!!」
柊「お前は金に目がくらんで、ハイベルにつれていった。なのになぜ裏切って彼女を助けた?」
甲斐「やつらが、影山をさらおうとしたからに決まってんだろ!!!おらぁ!!」
柊「お前はなにも知らなかったのか???
薄々感じてたんじゃなかったのか!!影山がひどい目に合うことを!おまえはそれでいいと思った!だから、引き受けたんじゃないのか??
怖じ気づいて影山をかばった」
甲斐「…っなわけねーだろ!!」
甲斐くん……
唯月……
どっちを守ってあげればいいの…?
運命って
残酷だ
767人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - 3年A組大好き甲斐隼人君大好きなので最高です (2019年7月29日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます!! (2019年7月16日 21時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
ユーハ(プロフ) - 応援してます (2019年7月5日 8時) (レス) id: b943d98333 (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - 初コメ……!ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年5月13日 21時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - 初コメ失礼します!毎日見てます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月13日 20時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ta_mu_pu | 作成日時:2019年3月31日 1時