ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage2 (ページ23)

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柊「ならどうして、影山を陥れる動画を撮らせた？それを頼んだやつは影山をさらおうとしたやつなんだろ？」

柊「目の前でさらわれるのは気が引けるが、他人のアップした動画なら、構わないと思ったから、なにも知らない宇佐美のバックにDVD を入れた。」

それでも甲斐くんは先生を殴ろうとした。
しかし、先生は

苦しみ始めた。

え？先生？？

しかし、耐えている

柊「影山が傷ついたことにかわりはない…！」

甲斐「黙れ！てめぇに何がわかる！！」

柊「わかるよ！お前は彼女に嫉妬してたんだ。ゆめに生きる彼女が羨ましかった。」

甲斐「知ったような口聞いてんじゃねーよ！！」

柊「素直になれよ！夢をあきらめた自分と対象的な彼女が羨ましかった。違うか？」

甲斐「だったら、なんだよ！！」

甲斐「アイツは、なんのしがらみもなく好きなことばっかやって！！なのに俺は何もかも我慢して、なんで俺だけこんな目にあわなきゃいけねーんだよ！！！！」

そして一発なぐり、しかし、先生に突き飛ばされた。

柊「いつまで被害者ぶってるつもりだ！！おまえがダンスをやめなきゃ、いけなくなったのは、家族のせいじゃない。おまえがなにもしなかったからだ。」

甲斐「ふざけん…」

石倉「ふざけんなよ！！」

甲斐「！！」

石倉「おまえのそーゆーところがむかつくんだよ！！一人でわかったようなかんじでよ！！

ダンスの時も俺が先に始めたのに、お前にあっという間に追い越させられて？こいつならマジで世界つかめるんじゃなかって思ってたら、いきなりやめるとか言い出して、それがこんな理由かよ…！！

なぁ、かっこつけんじゃねーよ！なんで黙ってんたんだよ！」

甲斐「言ったとこでなにもかわりやしねーよ」

石倉「決めつけんな！！金が復元できなくても、弟たちの面倒だって俺たちで見れる！！

俺たちだって！なにか…なにか…力になれたはずだろ！！！！それを！！おまえは！！お前の勝手な考えですべてを解決させた！！

俺たち、ダチじゃなかったのかよ…なぁ！！」

柊「必死にあがなってもダメなときもある！！どうにもならないことだって山ほどある！！でもお前になら少なくともチャンスがあったんじゃないのか？？」

甲斐「おせぇ、もう、何もかもおせぇんだよ」