【黒バス】デブでブスでぶりっ子な転校生は、完璧天才美少女で世界一の財閥の娘だった?!Part２ (ページ22)

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_" 59話 "_ ページ22

～放課後、部活終了後～

………ついにきた。

区巣部聖花と決着をつける時。

名付けて、

"皆で区巣部聖花に謝罪をしようスペシャル！"

……自分よ。なんて、ネーミングセンスがないのだろうか。←

というか、スペシャルってなんだ。何がスペシャルなのか。←

まぁ、僕のネーミングセンスなんでどーでもいいが←

今は、キセキの皆が校門の前に集まり、区巣部聖花に本気で謝ろうと思っている。

あとは、区巣部聖花がそれを許してくれるか、だ。

場が静まる中、校門の前に1人の人影が現れた。

________区巣部聖花だ。

すると、赤司君が始めに区巣部聖花に、

赤「この前、区巣部さんの話を聞かずに勝手に誤解をした事、心から謝罪する。すまなかった。」

といい、その後他の皆が"ごめん"と、謝罪する。

勿論、僕もだ。

区巣部聖花は、そんな僕等に目を見開いた後、言う。

区「………な、何なのよ今更っ！なんで、誤ってくるのよっ！！」

その言葉に、黒子君が答える。

黒「謝罪が遅くなってしまったのは謝りますし、"絶対に謝って済む"ということだとは思いません。謝って僕達が許されるか許されないかを決めるのではなく、謝られる方が許すか許さないかを決めるのだと思っています。なので、教えてくれませんか？僕達を許してくれるのか、許してくれないのか。」

区巣部聖花は、黒子の質問に少しだけ戸惑いを見せた。

数秒後、区巣部聖花が口を開く。

区「許さない………

・

・

………こともない」

僕達は、区巣部聖花のこの言葉に、ホッとした後、皆で笑いあった。

"皆"、というのは勿論、区巣部聖花も含まれている。

キセキと黒子、桃井、虹村、茶ノ関。

その9人が、区巣部聖花にとって初めてできた友達だった。

～in家～

貴「ただいま～」

僕が家に帰ると、桜木が急いだ様子で服や小物などを鞄につめていた

そんな桜木に僕は問う

貴「………桜木、何してんの？」

桜木は僕の顔を一度見た後、鞄に荷物をつめる手は止めずに言った。

桜「A様、帰ってきたんですか？！なら、直ぐに準備してくださいっ！」

……帰ってきたんですか？！……って、さっきただいまって言った気がするんですけど。

……というか、、

貴「…準備って何の？」

桜木は、僕の言葉に僕の顔を見ずに答える

桜「あれ、A様に言っていませんでしたっけ？明日の朝、_______________」

貴「……………えっ？」

僕は、桜木の言葉を聞き、驚くことしか出来なかった。