【黒バス】デブでブスでぶりっ子な転校生は、完璧天才美少女で世界一の財閥の娘だった?!Part２

_" 52話 "_ ページ15

〜桜木side〜

私は今、友人の家でワインを飲んでいるという予定だった


………しかし。

今は、自分の家に向かって歩を進めている。

A様のことが心配になったから。……という理由で。

どうせA様のことだから、37度くらいの熱があっても起きて、プリンを食べてTVを見ているだろうから、大丈夫でしょうけど。

外に出て倒れるという馬鹿なことは流石にしない……

……と思いたい。←←←

自分の家に着くと、玄関のドアを開けた。

すると、何故か賑やかな声が聞こえてくる

しかも、男子。

桜「………」

まさか、A様がお呼びになったのでしょうか？

いやいや、それはないか。あの容姿で学校行ってるから友人なんかできるはずがない←

しかも、男友達なんて。←

絶対に、ア.リ.エ.マ.セ.ン★←←

と、いってもここで突っ立って馬鹿なことを考えているわけにもいかないため、靴を脱ぐ

そして、玄関に置いてあるA様のではない靴の数を数える

1.2

3.4

5.6

7.8..........。

桜「……え"」

あら、びっくりし過ぎて変な声が………←←


………………


………え？いや、ちょっと待って下さいよ。

これってまさかの？まさかのですか？←

まさかの本当に男友達が何人も来ているという展開なんですか？←←

そうなんですね……。←←←

なるほど……。理解不能ッスね←←←←←

よし。ここの玄関で作戦を立ててから行くことにしよう←←

もし、危険な奴らだったらぶん殴ってA様から遠ざけた後、外に放り投げてしまえば良いし、、、

もし、A様の看病をしてくれていた優しい奴らだったら、外に放り投げてしまえば良い話か←

よし。これで準備万端だ←←←

こんな意味があるのかないのか分からない作戦を考えたあとに、私は騒がしい声のするリビングに向かった

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