【おそ松さん】最強少女は松野ファミリーに出会いました【マフィア松】

24話 ページ28

貴女side


瞼を開ける。

白い天井を見た後に、ベッドの近くに置いてある目覚まし時計で時刻を確認した。

8時30分。

寝起きで働かない頭を必死に稼働させる。

昨日は何時に寝たんだっけ。
あぁそうだ、昨日は仕事があって、終わったのが21時くらいで、そのあと車に乗って……あれ、ここどこだ？

たっぷり3分ほどかけてそんなことを考えた後に、自分が松野ファミリーの一員になって、ここで暮らすことになったのだという事を思い出した。

それからゆっくりとベッドを出て、昨日の階段全力疾走による筋肉痛を感じながらダイニングに向かった。


貴「…おはよーございます……？」

トド「ん？あ、おはようAちゃん！昨日はお疲れ様、よく眠れたみたいだね！」

貴「あ、はい…おかげさまで…」


扉を開けると、そこに居たのは新聞紙を広げながらホットココアを啜るトド松さんだけだった。

…他の皆さんはいずこへ？？


貴「あの、他の皆さんは？外出でもされてるんですか？」

トド「あぁ、兄さん達ならみんな用があって出かけたよ。今日は何も仕事はないから、Aちゃんもどっか行きたいところがあるなら行っていいよ！あ、その前に、髪整えさせてね！」

貴「はい！髪、お願いしますね！」


了解♡と女子力高く笑ったトド松さんは、床にシートを敷くと、その上にこれまた座り心地の良さそうな背凭れ無しの椅子を置き、その前に大きな鏡を設置した。


トド「はい、Aちゃんここ座って！」

貴「へ？あ、はい」


作中

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←23話

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーキャラクター

サチヨ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す