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10話 ページ13

おそ松side

びっくりした。
だって、この前この松野ファミリーに勧誘した子が、敵の立場にいるんだよ?
ていうか、A…冬月ちゃんって、ハッキングだけじゃなくてこういう殺しの仕事もしてるんだ…。
パチリと、目が合う。少し悲しげな顔をして、目を逸らされた。
俺達の前に立っているおっさんが合図を出すと、そこに居た△△ファミリーの奴等が此方に襲い掛かってくる。
Aちゃんも、嫌そうな顔をしながら来ているパーカーのポケットから短刀を2本取り出して逆手に持つ。そして態勢を低くして走って来た。
こりゃー、負けてらんないなぁ?

おそ「……俺らも行くぞ?」

「「「「「ああ!」」」」」

Aちゃんが俺の方に向かって短刀を振りかざした。
…………………………速い!!
万が一の所でギリギリ躱す。…凄いな、この子ホントに13歳か?
そんなことを思っていると、直ぐに蹴りが飛んでくる。すげぇ、重い!避けたから良かったものの、アレがまともに当たってたら一溜りも無いぞ。


数分後。

そろそろ、疲れが見えてくる時間。Aちゃんもさっきより攻撃の回数が減ってきた。

見計らった俺は、Aちゃんに話しかける。

おそ「ねぇねぇ、改めて聞くけど、松野ファミリー入んない?」

すると、びっくりとした顔で返してくれた。

貴「!!……入れるなら入りたいですよ、でも……私には依頼があるので。」

おそ「どーしても?なんか方法は無いの〜?」

貴「……ありますよ。」

え、マジか。←

おそ「えっ、なになに〜??」

そう言うと、Aちゃんは周りをきょろきょろと見回して、俺にだけ聞こえるような声で言った。

貴「……依頼主の人を、殺すんです。依頼主がいなくなれば、依頼も無くなりますから。」

ああ、なるほど。つまり、俺らに殺してほしいっていうコトか。

おそ「…つまり、俺達に殺してほしいと?」

貴「…!……はい、そういうことです。お願い、…出来ますか?」

Aちゃんが、俺の方を見てくる。身長的な事もあって、上目遣いになる。
え、可愛すぎか。←

おそ「うん、オッケー!Aちゃんに入って貰うためだもんね!」

それだけ言って、俺はおっさんの方へ歩き出す。此方に気づくと、情けない声を出した。

依頼主「ひいいいぃぃぃっっ!?そ、それ以上近づくと殺すぞ!!」

おそ「……殺せるモンなら殺してみろよ?」

俺は、持っている刀でおっさんの身体を切り裂く。
やった、コレで入る事決定だ!←

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ルル(プロフ) - 通りすがりのインドア派魔王さん» ありがとうございます!自分でもびっくりしました…笑頑張ります! (2018年10月21日 23時) (レス) id: 5b3839762e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのインドア派魔王 - 2位おめです!!いつも更新楽しみに待ってます!これからも頑張ってください(*´-`) (2018年10月21日 22時) (レス) id: d09916e569 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ジェリーさん» 応援ありがとうございます!…一松!w私も書きながらツッコミしてましたww (2017年7月27日 20時) (レス) id: 5b3839762e (このIDを非表示/違反報告)
ジェリー - 更新頑張ってください!・・・おい、一松ww死体の上に座るなぁ!ww (2017年7月27日 16時) (レス) id: 8f15cdca16 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - なななさん» ありがとうございます!!できるだけ頑張ります!! (2017年1月28日 14時) (レス) id: 5b3839762e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルル x他2人 | 作成日時:2016年10月23日 0時

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