六つ子と不思議少女

第四.五話　〜長男危機〜　（響く悲鳴） ページ35

〜おそ松以外のみんな〜

お「…別の部屋で落ち着いてくる……」

そう言い、二階に行ってしまった。

母「カラ松、一松、そして…貴方の名前、教えて貰っていいかしら？」

『…月影 A…です。』

母「Aちゃんね、貴方達、お風呂に入ってきなさい。そのままだと大変でしょ？Aちゃんの着替えは私が持っていくから。」

「「『分かった／分かりました／…了解だ。』」」

俺達三人は風呂場へ向かう。


すると、


？「＿＿＿＿！い＿っ！いだい！痛い痛い痛い痛いっ！」

突如聞こえる悲鳴。

上から聞こえる…っ！おそ松か？

俺は急いで階段を上がり、思いっきり襖を開けた。

カ「大丈夫か！おそま…っ！」

目の前に見えたのは、頭を抱え倒れている……おそ松の姿だった。

カ「兄貴っ！大丈夫か！？」

俺はおそ松の正面を見た。

カ「っ！！？」

おそ松は目を閉じ、泣いていた。

涙のあとが床に残っている。

カ「…兄さん、どうし、たんだ？」


今…何が起こったんだ？
俺がここへ来る前…おそ松は痛いと叫んでいた。
…頭……痛かったのか？
なぁ…返事、返事をしてくれ。
一体…俺が来る間に何があったんだ？

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