179話 やっと見つけた ページ15
ここは虚夜宮(ラスノーチェス)....藍染惣右介のいる本拠地
「ウルキオラ...なぜ女1人連れて来られなかったのか説明してもらおうか」
私は背の高い玉座に座り霊圧を上げてウルキオラを見下ろす
任務を失敗したことのないウルキオラが失敗したことに少し疑問はあるが....
「申し訳ありません藍染様...。ある女に邪魔されてしまい...」
立膝をつき頭を下げるウルキオラ
「ある女？」
私の考えを見破った女.....少し興味があるな
浦原喜助でさえ気づかなかったというのに
「ウルキオラ見せてくれるかい」
ウルキオラはハイと言って自分の目を取り出してパリンと握りつぶすとかけらが散らばり映像を映し出す
ー『さぁ？名乗る必要はないと思うけど』
映し出された映像には服は変われど100年前と変わらない自分の愛してやまない人がそこにいた
この100年探し続けたが所在が一切わからなかった彼女がいま目の前の映像に映し出されている
「ふふふっウルキオラよくやったね」
私が笑っていることに驚き顔を上げるウルキオラ
「はい？」
ウルキオラは私が笑っている意味がわからず首をかしげる
「やっと見つけた......私の愛しいA」
やっとだ....やっと君を手に入れることができる
私は手を握り握った手を見つめる
「ウルキオラ今から井上織姫を私のところへ連れてくるんだ」
次はない...そう威圧をするとさっとウルキオラが私の前から消える
浦原喜助のことだ私がAを狙っている事に気付きAに警告しているだろう
それにAの隣にはいつも平子隊長がいるだろうからA連れ去ってくるということはまず不可能だ
なら決戦を早めて死神や平子隊長たちをねじ伏せてAをいただく
今度こそ必ず私のものにしてみせる....
ー
『！？』
急に悪寒がして身を震わせる
「Aどないした？」
私の隣で雑誌を読んでいた真子が私を心配する
『なんか寒気がして...』
なんだろう心をぎゅっと鷲掴みにされたような
「ほんなら暖めたるわ」
私を引き寄せて抱き締める真子
『///もうっ』
口ではそう言いながらも嬉しくて真子の服をぎゅっと掴む
「そないかわええ事するんやったら襲うで」
口角を上げて私を見る真子
『//えっ！』
「今、夜やし.......ええやろ？」
私の顎を掴みクイっとあげる真子
どうせ嫌って言ってもするくせに....
はぁ今日の夜も長いようです....まあ内心喜んでいることは真子には内緒♪
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甘納豆(プロフ) - 大丈夫です！ (2019年5月12日 16時) (
レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - 甘納豆さんコメントありがとうござます！他にもコメントが来たら多数決になってしまうかもしれません.....その時は申し訳ありません (2019年5月12日 16時) (レス) id: 9c9752c5e3 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - わたし的には千年血戦編にいって欲しいです！！ (2019年5月12日 16時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
あすな(プロフ) - ゆうみさんありがとうございます！コメ嬉しいです（涙）頑張って書いていきます！！ (2019年5月12日 2時) (レス) id: b12de1da1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - 続きがすごく気になります！更新楽しみに待ってます！ (2019年5月12日 1時) (レス) id: a1694be6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすな | 作成日時：2019年4月28日 17時
