番外編:醜女 壱 ページ35
「里の外に、出たくないです」
「......は?」
家で鋼鐵塚と二人なんでもない平和な時間を送っている時、Aは唐突にそう言い出した
「あんなに里から出せ出せ言って聞かなかったてめえがなんでまた急にんなこと言ってんだよ」
「いや前はそうでしたよ?前は....今はほら」
そう言いながら右腕の義手を動かす
「.....五体満足の身でありませんので...そして極め付きはこの顔」
「....顔がなんだってんだ?」
「いや傷、片目もないですしこのまま里の外歩くと醜女だなんだヒソヒソ言われて精神的にきついんです」
「お前...行方不明だった5年間もずっとそんなだったのか?」
「いえいえ、あの時は顔隠してたのでそこまででは、まあ片腕なのバレると気味悪がられましたけど、いやーお面って便利ですね!」
「....あの鬼の面ずっとしてたのか.......」
鋼鐵塚は少し考え込む
「よし、明日街に出よう」
「話聞いてました!?」
「なぁに心配すんな、俺も着いてく」
「ひょっとこの側歩く片目片腕の女怖過ぎでしょ...」
「いいから一緒に行くんだよ!」
「わかりましたって!」
こうしてAは鋼鐵塚と再会して初めて一緒に街に出ることとなった
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yui - お粥さん» そうですねー…頑張ってください!きっといい作品が思い浮かびますよ!待ってますね♪僕も頑張ろーっと! (2020年3月18日 3時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
お粥(プロフ) - yuiさん» 鋼鐵塚さんは…少ない分夢の方々みんな強火のイメージがあります…まあ番外編書くと言ってもちゃんとお話纏ってるのまだ一個だけなんですけどね!満杯になるまでやりたいのであと3話ほど考えなきゃなんですよ、恐らく考えつくまで長いので気長にお待ちくださいm(_ _)m (2020年3月14日 0時) (レス) id: 7de96b0985 (このIDを非表示/違反報告)
yui - お粥さん» 絶対読みます。読む以外の選択肢ありません。(真顔)…鋼鐵塚さんが好き、っていう人、いないんですよねー、僕の周りには。マイナーなんですかね?でも、好きです。鋼鐵塚さん。(突然の告白) (2020年3月13日 23時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
お粥(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます!鋼鐵塚さんの夢女発症してから思いついてたお話をだらだら書き続けて今に至ります!これからも番外編いくつかあげる予定なので読んでいただけたら幸いです! (2020年3月13日 23時) (レス) id: 7de96b0985 (このIDを非表示/違反報告)
yui - んー!!ヤバイッスね!(ほめ言葉)鋼鐵塚さんオチの小説ってなかなかないので…いつも楽しんで読ませていただいてます!ありがとうございますー!これからも頑張ってください!! (2020年3月13日 11時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お粥 | 作成日時:2020年1月8日 1時