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38話〜平子side〜 ページ7

「遅いぞ、浦原喜助」




総隊長の言葉に返事をせず、切らした息を整えとる。




「ボクに……行かせて下さい…!」




「ならん」




「ボクの副官が現地に向かってるんス!ボクが…」




「喜助!!!」




「!」




矢継ぎ早に言葉を紡ぐ喜助を諌めたのは、夜一やった。




「情け無いぞ、取り乱すな!自分で選んで行かせた副官じゃろう!おぬしが取り乱すのは、其奴への侮辱じゃというのが解らんか!!」




それに、言葉を無くしとる。




「…続けるぞ」




静かになった所で、総隊長がそう切り出した。




「三番隊隊長鳳橋楼十郎、五番隊隊長平子真子、七番隊隊長愛川羅武、以上の三名はこれより現地へ向かってもらう。二番隊隊長四楓院夜一は、別命あるまで待機。六番隊隊長朽木銀嶺、八番隊隊長京楽春水、十三番隊隊長浮竹十四郎の三名は瀞霊廷を守護。四番隊隊長卯ノ花烈は、負傷者搬入に備え、綜合救護詰所にて待機せよ」




黙って総隊長の指示を聞いとったら、卯ノ花隊長が声を上げた。




「お待ち下さい総隊長。負傷者の処置を考えるのであれば、私は現地へ向かうべきではないでしょうか」




「状況が不明である以上、治癒部門の責任者を動かす訳にはいかん。現地には別の者を向かわせる。入れ」

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高杉0810(プロフ) - K&Tさん» ありかとうございますっ!そう言っていただけるとやる気が出ますw亀更新ですが、よろしくお願いします(。-_-。) (2017年3月17日 15時) (レス) id: e80160152e (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - めちゃくちゃ最高ーです!更新頑張って下さい! (2017年3月17日 15時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜夜 | 作成日時:2017年2月20日 19時

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