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48話〜平子side〜 ページ17

なんとか体を起こそうと力を入れながら、言葉を紡ぐ。




「俺はずっとオマエを…危険やと…信用でけへん男やと思っとった…」




正確には、それを察知したんは俺ン斬魄刀の方やねんけど。




「、せやから俺は、オマエをうちの副隊長に選んだ…オマエを…監視する為や、藍染…!」




そんな俺ン言葉に、口元を緩ませよる。




「…ええ。感謝しますよ、平子隊長。あなたが僕を深く疑ってくれたお陰で、あなたは"気付かなかった"」




その言葉に、眉根を寄せる。




「…気付いとった言うてるやろ…」




「いいえ、気付かなかったでしょう?この一月、あなたの後ろを歩いていたのが"僕ではなかった"という事に」




「…な…!?」




それに目を見開いとる俺を置いて、斬魄刀を抜いた。




「"敵"にこの世界のあらゆる事象を、僕の意のままに誤認させる。それが僕の斬魄刀〈鏡花水月〉の真の能力です。その力を指し__________________
"完全催眠"、と言う」




「…完全………催眠やと……!?」




ちゅうことは、俺と同し類の斬魄刀か…!




「あなたは鋭い人だ、平子隊長。あなたが普段他の隊長が副官に対するそれと同じように僕に接していたなら、或いは見抜くことができたかもしれない。だが、あなたはそうしなかった」

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高杉0810(プロフ) - K&Tさん» ありかとうございますっ!そう言っていただけるとやる気が出ますw亀更新ですが、よろしくお願いします(。-_-。) (2017年3月17日 15時) (レス) id: e80160152e (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - めちゃくちゃ最高ーです!更新頑張って下さい! (2017年3月17日 15時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜夜 | 作成日時:2017年2月20日 19時

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