【Kz】君の名前を呼ぶよ．．．

story29 ページ36

そして放課後、茉愛と渚咲と一緒に買い物を済ませた私は1度家へ帰って
朋華さ…ママとパパの許可を得る事にした。

すると案外、あっさりOK。

よし！これで通える！

私は茉愛と渚咲に電話して行けるようになった、と伝えてから着替えることにした。


それにしてもコレ…

…やっぱ恥ずかしいよぉ！！


でも行きたいから仕方ない！と自分に言い聞かせ、着替えた。

玄関へ行くとママとパパが声をかけてくれた。

朋「いってらっしゃい」
黎「頑張れ」

2人に行ってきます、と言ってドアを開けると前には茉愛と渚咲が立っていた。

私は両親に「いってらっしゃい」など声をかけられた事は無かった。
それに玄関を開けて友達が待っている事なんて『あのとき』のみんな以外いなかった。


そしてふと玄関前でたまに待っていてくれたみんなを思い出す。


茉「夢海、一緒に行こう！｣

『アーヤ/立花、一緒に行こうぜ！』


私はブンブンと顔を横に振って気持ちを切り替えた。

「うん、行こう！」

私は2人へ走りよって行った。

.........秀明.........

先「あなたは受験Ｂよ。」

やっぱり受験Ｂクラスだった。


それにしても男装って慣れないな…
鏡を見ては誰これ！？と叫びそうになるし声は低くしないといけないから大変だった。


私は考えながらも教室へ入った。

先「今日からこのクラスに仲間が1人増えます。それでは自己紹介してもらいます。」

手招きされ、私は中心に立った。

そして自分の名前を口にした。

story30→←story28

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーKzキャラ

黒木貴和

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す