叶えられる魔法【ななもり。】by美怜 ページ14
「じゃじゃーん！！」
「んーん、え、なになに？何その格好…」
「何じゃない！今日は何の日！」
普通に会社から帰ってきたなーくんに私は特別胸元が開いた衣装を着て玄関へ出迎えた
「…え？は、ハロウィン？」
「そう！正解！ってことでコスプレ！着てみた！ど、どう…？」
胸元が大きく開かれたこの衣装。実は後ろもめっちゃ開いてるからマジやばいの。色気ムンムンよ？いや知らんけど
一応ほうきと、かぼちゃの入れ物を持ってとんがり帽子をかぶって魔女感を醸し出している
「ね、ね、どう？」
「どうって…可愛いけど」
「え！ほんと！ちなみにこれジェルくんが選んだのさ〜まじセンス疑うよねw」
「……ジェルくんが？」
「え、う、うん…そうだけど？」
一瞬、ピリッとした空気が漂う
「ふーん、その魔女姿ジェルくんは見たの？」
え、なになに急に
「み、見たけど…」
「ふーん…」
なーくんはそれだけを言うと私の横をすり抜けて家へ入っていった
「ねーねーなぁくん、どしたの」
「別に」
私を見ずにスーツを脱いでいく彼。
「わかった！ジェルくんに嫉妬してるんだ！」
大声で言う私に目を見開いて見てくると口を抑えられてしまった
「………そんなわけないから」
「んごんご、んん」
その空白間で事実だって物語ってますけども
だけど口を押えられていて口にすることが出来ない
「…てかまず何その魔女コスチューム。まじで色気出てるの分かる？ジェルくんに見せた？その時襲われてたらどうしてたの？ジェルくんだから襲いかねないよ？」
ジェルのこと信じなさすぎだろリーダー
「そして何この胸、背中。開きすぎじゃない？」
「ひゃっ、ンっ、」
押さえられた口元の手が離れたと同時に背中をすっと上から下へと線を引くように撫でられ、自分が思ってる以上の声が出てしまった
「…ねぇ、俺…抑えられないよ？」
そう言った彼はどんどん顔を近づかせて、
「ちょ、今日はそういう日じゃないって、ねぇ」
無理やりその行為を止める
「魔法をかけて無理やり止めたら？無理なら俺が魔法でそういう日にするからね」
魔法なんて存在するはずないのに今日の私、
彼の魔法を信じてしまった
君を狩る存在�機擇覆覆發蝓�】by美怜→←俺だけのもの【ななもり。】by美怜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美怜(プロフ) - ハロウィン短編に参加させて頂きとても楽しかったです！笑 また機会がありましたらよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年10月31日 19時) (
レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
愛羅@歌野同盟@friend ship(プロフ) - 今回の合作に参加させてくださり、ありがとうございました！とても楽しかったです！ (2019年10月31日 18時) (レス) id: 0cf9d97a48 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇいふぇい(プロフ) - ha波さん屋さん» いえいえ！こちらこそ本当にありがとうございました！ (2019年10月31日 18時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
星羅みぃ＠向日葵交換日記めんばー - ha波さん屋さん、合作本当に有難うございました！ (2019年10月31日 18時) (レス) id: ce8d88a2da (このIDを非表示/違反報告)
ha波さん屋 - ふぇいふぇいさん» 全然大丈夫ですよ。短い時間の中、お書き頂き誠にありがとうございました！ (2019年10月31日 16時) (レス) id: dfbaedbf2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ha波さん屋 x他4人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uraakadesuyo1/
作成日時：2019年10月15日 20時
