お酒×初恋=ほろ甘依存症【さとみ】

アルコール30% ページ31

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『ゴホッゴホッ…喉痛い…』



クラクラ回る頭を抱えながら自分の額を触ると暑いことに気付き、熱を引いたのを察した



病院行かないとなぁ、嫌だな注射。そんな子供の様な事を考えながら緩い服装に着替えて準備を始めた



『あ、通知ヤバいじゃん…』



携帯の画面には夜中に掛かってきている通知が凄かった。多分、優香ちゃんだろうから病院の待ち時間で見るかな



壁にかかっている鍵をぎゅっと握りしめて近くの病院まで早足で向かった。









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「30分程お待ちになって頂かないといけないのですが…」



『はい、大丈夫です』



申し訳無さそうに笑う看護師さんに愛想笑いを掛けると回りに誰も座っていないソファに腰を掛けた



携帯を付けて通知を押すとさとみとのチャットに誘導された



内容は、簡単に言うと「優香ちゃんがごめんね」とか「返事お願い」とか「今すぐ会いたい」とか。



『私は会いたくないんだよ…？』



既読無視は流石に駄目だと思い「ごめんね。でも今日は会えない」とシンプルに返すと丁度、呼ばれたので電源を切った









『え？』



マンションの私の部屋の前にはさとみらしき人物の姿が見える。確認の為、携帯を見るとさとみのライン通知が来ていた



しかも手にケーキボックス持ってるし。食べれないんだけどなぁ



『…さとみ？』



「え、A！何処行ってたの！？」



『近所迷惑だよさとちゃん。部屋入って？』



「あ…ごめん」



何故か凄く焦っているさとみを不思議に見ながら部屋に入らせるけれどちなみに私は一応病人である



喉痛いし頭痛いからソッとしていて欲しいんだけどなぁ



「う、色々とごめん…」



『別に良いよ？』



私の顔色を伺いながら話すのはきっと私の今の口調が尖っているからだと思う



体調悪いし拗ねてるししょうがないでしょ



「あのさ、その…









け、結婚しませんか？」



『…は？』



何言ってるのださとみは。



唐突な言葉に私は目をパチクリさせるだけだった。









*****

明日、6/22が誕生日なので祝って下さい。←おい

何歳になると思います？え？1歳？

せっ、正解！そう、私は1歳になるんです！←只のバカ


ps

リクエストを本編に挟むのはどうなのかと考えたので完結してから書かせて頂きます。

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