君はヒロインを選ばない【名前変換オリジナル】

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――


？「…ぃ！！」




「…え？」





声が…聞こえて…







翔「葵!!!!」




「…翔」






どうして…2人は…？





翔「風太が俺を呼んで…来たら2人はいないし葵は倒れてるしで…どうしたの？」





「私…風太に振られちゃった」



翔「…葵、ゆっくり言える範囲で聞かせて？」



「…うん」








翔は私の手を握った。



私はゆっくり今日起きた事を翔に話した。
翔は私の目を見ながら何も言わずに
話を聞いてくれた。






「ごめん…こんな話…」



翔「大丈夫だよ、葵…風太はどっちにしろ葵を守ってるんだから愛佳から何かされる恐れはない」



「でも…私は風太が居ない方が…辛い」




翔「こんなに葵に思われてて風太が羨ましいよ」


「え？」


翔「でも俺は葵の相談役だから、風太に言えないことも聞けちゃうんだよな」


「翔？」

翔「辛いことあったら俺でよかったら傍に置いてよ
誰もいないよりマシじゃない？」




そんなことない



「マシなんて…レベルじゃないよ？」



「私は翔にとっても感謝してる！風太の事ばっかだけど、翔も大切な幼なじみだし…大好きだよ！」





翔「…っ！」



「えっ？翔？なんでそっち向くの？」





翔「う、うるさい…葵ほんと鈍感」







「え？まさか私馬鹿にされてる？」



翔「うん」




「…？」

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