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STORY 44 ページ8

平助side



平助「ん……っ!…いって」



目が覚めると

いつもの天井

そして起きた瞬間

痛みが走る




スーッ




原田「お、平助…目が覚めたか。大丈夫か?」

平助「ああ…少し頭がぼーっとするけど大丈夫だ」

原田「そうか、とりあえず包帯変えるからジッとしてろよ」

平助「おう…ありがと左之さん…すずは!?」




俺が起きようと

した瞬間肩にぐっと重みが

加わりまた座らされる




原田「すずはまだ目が覚めてない」

平助「!! ……そうか。怪我は?」

原田「腕が折れちまってて頭もひどくうってるみたいだ」

平助「そっか、左之さん包帯ありがと。少し様子見てくる」

原田「おう、行ってやれ」




ポンっと背中を

押されて俺はすずの

部屋に向かった




スーッ




平助「……すず」




頭や手にも包帯

がされており

額には手ぬぐいが

のせてある




平助「無茶しやがって…」




片手をぎゅっと握る

何かあったかい気がする



スーッ




千鶴「あ、平助くん怪我大丈夫ですか?」

平助「おう、千鶴!大丈夫だ、要の怪我はどうだ?」




片手にタオルと水を持ってきて

いて額においてある

手ぬぐいと変えていた




千鶴「他の隊士の方の怪我も酷いですが雨宮さんの怪我も少し酷いですね。それに昨日から熱もあってやっと下がってきました」

平助「そうか…」

千鶴「あの、平助くん…」

平助「どうした千鶴?」




少し言いにくそうな

顔をしている




千鶴「雨宮さんの名前はすずさんというのですか?」

平助「はっ、何で知ってんだ!?」

千鶴「いえ、昨日の池田屋で…雨宮さん自身が仰ってました」

平助「はぁ、そっか」




俺は寝ているすず

に視線をうつした

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黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす! (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです!良かったらもう一つの方も読んでみてください! (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ* (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです!! (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2014年2月1日 7時

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