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STORY 43 ページ7

ギィィィイン




千鶴「す、すごい…!」

総司「はぁ…はっ…」




男はさっきと違う

雰囲気もだが、何より

少し笑っている




すず「何が面白いのかな…そんなに斬られたいのかな!!」




刀は男の頬にかすり

血が垂れる




「ほう……」



そして向かっていく

要の手を叩き刀が落ちる



すず「っ!!な、にする…!」




すると男は要の耳に

近づき何かを言った




すず「!? ……何でこ、んなところにいるんですか!?」

「それは、俺の台詞だ…何故お前がこんなとこにいるすず?」

すず「…………」

「理由はわかっている、こんな輩とではなく俺のとこに来い」

すず「え?」

「今といっても困るだろう…少し待ってやる。その前に決めておけ」




そう言うと倒れている

男を連れて窓から飛び降りた



すず「はっ…はっは……雪村」




ガタッ




千鶴「雨宮さん!」




寄ろうとしてくる

雪村に首をふる




すず「沖田…さんをお願い」

千鶴「わかりました……」




刀をしまい

ゆっくりと平助くんのところに行く






すず「終わった…よ…」




倒れている平助くんの

前で膝をつく

片手は折れていて痛みと

朦朧とした意識の中で

頬を撫でる



ドクンッ





すず「ははっ…少し寝よっかな、限界か、な」




平助くんの手を握り

意識を失った

そのあと倒れている

のを雪村が隊士に

伝えてくれたおかげで

無事に屯所へと戻り

新選組の手柄となったのだった

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黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす! (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです!良かったらもう一つの方も読んでみてください! (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ* (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです!! (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2014年2月1日 7時

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