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STORY 64 ページ28

そして、俺たちは

新選組を出て静かに

暮らしていた





「お母様、これなんですか?」

すず「これはね、人参よ」

「人参ですか…あ!お父様!」




俺を見ると抱きついてきた

俺とすずの子ども




平助「おわっ!?ただいま!」

「へへ、お父様お帰りなさい」

すず「お帰りなさい、平助」

平助「ただいま、すず」



髪も随分と長くなって

今では一つに結っている

俺の自慢の妻すず



「今日、お母様と畑に野菜を植えてたんですよ!」

平助「そうなのか?すずあんま無茶すんなって言ってるだろ?」

すず「無茶なんてしてないよ、少しは動いてないと…」



お腹をさすりながら

微笑むすず

そう、今お腹の中には

一つの生命がまた

産まれようとしているのだ




平助「全く、ほんと変わんねえな(笑)」

「お父様、それはどういう意味ですか?」

平助「ん?母さんはな昔からよく無茶してな…」

すず「またそんな事を言って、もう!」

「あーあ、お母様を怒らせたあ!」



そう言うと走って畑のほうに

言ってしまった



平助「すず機嫌直せよ…」

すず「そんな簡単にすぐ機嫌を直しません」

平助「じゃあさ、これで直してくれる?」

すず「へ……っん///」



すずにキスをする

離れると顔を真っ赤にする



すず「……///」

「お父様、お母様…こっち来てください!」

平助「ああ、行く行く!!」



行こうとしたら

裾を引っ張られる



平助「すずどうした?」

すず「あ、と…もう一回お願い、します///」

平助「っ……仕方ねえな///」




ゆっくり近づいて行き

優しいキスをした

俺はこれから何があっても

すずや子どもたちを守っていくから…







fin

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黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす! (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです!良かったらもう一つの方も読んでみてください! (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ* (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです!! (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2014年2月1日 7時

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