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STORY 57 ページ21

すっかり空は

暗くなり星が出てきた





平助「すずのやつ遅えなあ…」



夕飯が出来て部屋まで

行くことにした



スッ




平助「あれ、すずいねえ……」




部屋にすずの姿はなく

布団も綺麗に畳んである




平助「荷物がねえ…くっ、どこ行っちまったんだよ!!」



俺は1度広間に戻った


バッ



沖田「あれ、平助…要呼びに行ったんじゃなかったの?」

平助「か、要がいねえんだ!!!」

全「「!!」」

原田「いないって、外に散歩とかじゃなくてか?」

平助「ああ、荷物が一つもなくて…!!」

土方「雨宮を探すぞ!!」



俺たちは広間から

一斉に出てここの周り、夜の京

へ飛び出た



平助「どこ、行っちまったんだよ…すず!!」



.


.



.




すず「グスッ……うっ…」



荷物を持ち

千景に言われていた

場所へと向かう



その時



平助「すず!!!」

すず「…平助!っ……」



静かな京の夜に

平助の声が響き渡る

泣きながらも目的地へと向かう




風間「遅かったな…すず」

すず「ん、少し…ね」



ぎゅっ



風間「泣くな…すず」



千景に抱きしめられる



すず「は…い…」

不知火「んま泣くなって、俺がいんだろ!」

すず「不知火は…む、り」

不知火「…………」

風間「無様だな不知火…」

不知火「うるせえよ!」

天霧「そろそろ行きましょう…長居は禁物です」

風間「ああ、わかっている…すず行くぞ」




そして歩こうとした時だった



平助「すず!!!」



後ろから声が聞こえて

振り向くと



すず「…へ、い…すけ、みんな」




そこには息を切らした平助

原田さん、永倉さんがいた

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黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす! (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです!良かったらもう一つの方も読んでみてください! (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ* (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです!! (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2014年2月1日 7時

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