検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:26,297 hit

STORY 55 ページ19

すず「っ、さむっ……」



外へ出ると冷たい風で

吹き葉が舞う



原田「よう、すず大丈夫か?」

新八「ほんとお前も無茶ばっかりしやがって」



顔をあげると

原田さんと永倉さんがいた



すず「あ…原田さん、永倉さん」

原田「平助の様子見に行ったのか?」



ドキッ



すず「い、や…まだ、です」

2人「「!??」」




原田さんが、何かを言おう

としたがその場を去った



すず「きっと、会ったら…いけなくなる」

沖田「なにがいけなくなるって?」

すず「わっ、総司!?」

沖田「何でそんなに元気がないの?」



やばい、泣いちゃう

唇を噛みしめる



すず「へへ、そんな風に見える?」

沖田「うん、かなりね(笑) すずは笑ってなくちゃダメだよ?」

すず「うん、ありがと」

沖田「僕もだけど、特に平助なんかすずの笑顔のおかげであんなに明るいんだし!」

すず「それは…どうも」



総司と少し話をしてから

近藤さん、山崎さん、

いろんな人と話をした



すず「はぁ…もうすぐ夜か」



ふと見ると一さんがいた



斎藤「雨宮もう大丈夫なのか?」

すず「うん、おかげさまで!あ…ちょっと勝負しようよ。真剣にね」



少し驚いた顔をしていた

けれど いいだろう と少し微笑み

お互い刀を抜いた



すず「はぁっ…はぁ…はぁ」

斎藤「前よりも成長したな雨宮」



やっぱり一さんには勝てなかった

動きをね、ついていくので

精一杯なんだよね



すず「ほんと!? よしっ!」



すると一さんは

急にその場を去る



すず「一……さん?」



ぎゅっ


誰かだなんてすぐにわかった

この温もり、匂い



平助「何で俺のとこに来てくんねんだよ…」

すず「平助…」



私の大好きな人

平助 がいた

STORY 56→←STORY 54



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす! (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです!良かったらもう一つの方も読んでみてください! (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ* (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです!! (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2014年2月1日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。