STORY 50 ページ14
そんなある時だった
私はあるところに向かった
ガラッ
すず「…………」
風間「すず来たか…まあ座れ」
すず「こんな所で、それも呼び出してどうかしたんですか?」
風間「…新選組は西本願寺に屯所をうつしたそうだな」
すず「!? どうして、それを…!」
風間「それぐらい俺の耳にも入っている……ではっきり言うがお前は奴らといつまでいるつもりだ?」
すず「えっ?」
ガシッ
すず「!?」
風間「人間というのは愚かな生き物のことぐらいわかってるだろう。信じても裏切られるつもりだぞ…お前の親も雪村綱道、そして他の人間たちに寄って殺 されたにすぎないんだぞ」
そうだ、あたしは
雪村綱道を探さなけれぱ…いけないのに
すず「…………」
風間「いい加減目を覚ませ…お前も両親から聞いていただろう。人間という愚かな生き物のことを!!!」
すず「!!」
その瞬間、今までの事を
思い出した
変若水で変化した人たち
あの時殺 そうとしてきた人間たち
すず「あ、たし…は」
カタカタと震え出す
何を信じればいいの…
人間、怖い怖い
風間「今度…西本本願寺に俺たちは向かう」
すず「!!」
そう告げられその場で
呆然とした
もうわからない…
あたしの使命は、、
.
.
.
その夜なかなか眠れなかった
すず「…眠れないな」
誰かの足音が聞こえ
気配を消す
見えたのは 白髪の男
すず「羅刹…、あそこは…チッ!」
刀を抜き雪村の部屋
へと通じるもうひとつの
廊下を走っていく
雪村「きゃああ!!」
ガラッ
すず「雪村!!」
雪村「雨宮さん!!」
すず「後ろに…!!」
ギィィィィン
「血を…血を!!」
すず「くっ…!!」
次の瞬間刀を掴まれ
すず「くっ、っあああああ!!」
肩を噛まれ、壁に押し当てられる
体に力が入らなくなり
刀が手から落ちる
雪村「雨宮さんを離して!!!」
痛みで少しずつ
意識が遠のいて行く
すず「も…う、無理」
そして視界が真っ暗になった
その後まだ悲劇が続くなんて
考えてもいなかった
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黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ありがとうございます!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - 了解でっす! (2014年3月14日 23時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - あっちゃん25さん» ホッコリされて良かったです!良かったらもう一つの方も読んでみてください! (2014年3月14日 23時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - ああ、お話が終わってしまいました。すっごくホッコリしています。しあわせ* (2014年3月14日 22時) (レス) id: 3b5823796a (このIDを非表示/違反報告)
黒ごま(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます、ほんと平助らぶです!! (2014年2月24日 18時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2014年2月1日 7時